4泊5日スリランカ旅行:目的別おすすめモデルコース・プラン5選

シーギリヤロック

4泊5日という短いスケジュールでも、工夫次第でスリランカ旅行を存分に楽しむことができます。

本記事では、旅行の目的に合わせたいくつかのモデルプランをご紹介します。成田発着のスケジュールを前提とし、成田を出発する日を1日目、帰国して成田に到着する日を5日目として日程を組んでいます。

なお、スリランカへの直行便は成田空港からのみ運航されています。乗り継ぎを避けたい場合は、地方在住の方も国内線や新幹線で成田に移動してから出発することをおすすめします。

短い旅程ながらも「世界遺産を巡りたい」「サファリで野生動物を見たい」「紅茶列車に乗ってみたい」「本場のアーユルヴェーダを体験したい」など、それぞれの目的を最大限叶えるコースを提案します。

限られた日数のため強行軍になりがちですが、専用車(タクシーチャーター)の快適な移動を活用しつつ、効率良く各地を巡りましょう。

また、宿泊先は女性や家族連れでも安心して滞在できる高品質なホテルを厳選しています。ご予算に応じて、場合によってはより手頃なホテルに置き換えることも可能です。

目次

世界遺産を巡るプラン

スリランカが誇る有名な世界遺産を効率良く巡りたい方におすすめのプランです。シーギリヤやキャンディといった文化遺産を中心に、短期間でスリランカの歴史と文化に触れる旅程になっています。

スリランカの世界遺産
Day

成田空港を午前11:15(日本時間)に出発し、スリランカのバンダラナイケ国際空港へ向かいます。

現地時間の同日17:05に到着したら、空港から車で約20~30分の場所にある港町ネゴンボへ移動しましょう。ネゴンボはスリランカ旅行の玄関口ともいえる町で、長旅の疲れを癒すには最適です。

この日はネゴンボに宿泊し、翌日からの観光に備えてゆっくり休息をとりましょう。

宿泊先候補:ネゴンボでは高級ホテルから老舗リゾートまで選べます。

例えば、巨匠ジェフリー・バワ設計のデザインホテル「Heritance Negombo」、老舗のビーチリゾート「Jetwing Blue」、ラグーン沿いの静かな環境が魅力の「Jetwing Lagoon」などがおすすめです。

Day

早朝にネゴンボを出発し、シーギリヤのシーギリヤ・ロックへ向かいます。5世紀の要塞遺跡であるシーギリヤ・ロックは世界遺産に登録されており、頂上までの岩山登頂と古代宮殿跡の観光には約2~3時間程度をみておきましょう。朝の涼しいうちに登れば、頂上から周囲のジャングルを一望できる壮大な景色が待っています。

シーギリヤロック

下山後は近くのレストランで昼食をとります。「Ahinsa Restaurant」ではフィッシュカレーやチキンカレー、コットゥロティなどのスリランカ料理が楽しめ、エアコン付きの席で快適に休憩できます。

また、菜食主義者や胃を休めたい方には、全メニュー植物性素材で作られた「Soul Food Café」がおすすめ。シーギリヤ・ロックを望むテラス席が人気で、こちらも冷房設備が整っています。

午後は次の目的地であるダンブッラ近郊のホテル「ヘリタンス・カンダラマ」へ移動します(シーギリヤから車で約1時間半)。ヘリタンス・カンダラマは、ジェフリー・バワが手掛けた建築と自然が融合した名高いホテルです。

夕暮れ時にホテルへ到着したら、ホテル施設内でリラックスしましょう。

予約をすればアーユルヴェーダスパも体験可能です。特に人気なのは、額に温かいオイルを垂らす伝統療法シロダーラと全身マッサージのプラン。

所要1時間で約70米ドル(約1万円)と手頃な価格で、本場のアーユルヴェーダを気軽に体験できます。利用したい場合は事前にホテルへ連絡し予約しておきましょう

(問い合わせ先メール:hkinfo@heritancehotels.com。または宿泊予約サイトのメッセージ機能経由で予約リクエストが可能です)。

Day

朝食後、ホテルを出発しキャンディ方面へ向かいます。途中、シーギリヤ近郊にあるピドゥランガラ・ロック(Pidurangala Rock)に立ち寄るのも良いでしょう(カンダラマから車で約45分)。

ピドゥランガラ・ロック(Pidurangala Rock)

ピドゥランガラはシーギリヤ・ロックの北に位置する岩山で、頂上からはシーギリヤの全景を望む絶景が楽しめます。登山道はやや険しい箇所もありますが、往復で1~1時間半程度の行程です。体力と時間に余裕があれば、ぜひ挑戦してみてください。

その後は車で約3時間かけて古都キャンディへ移動します。キャンディに到着したら市内で昼食をとりましょう。例えば「Devon Restaurant & Bakery」は、スリランカ料理から洋食まで多彩なメニューが揃う清潔なレストランです。

豊富に並ぶペストリー(パン菓子)は家族連れにも好評です。また、カンディ湖を一望できる半屋外テラスが心地よい「Slightly Chilled Lounge(通称:レゲエバー)」もおすすめです。昼間でも風通しが良く、特に午後は涼しい風に当たりながら景色を楽しめます。

昼食後、キャンディ近郊の紅茶工場「ギラガマ茶園(Giragama Tea Factory)」を見学しましょう。日本語で解説してくれる女性もいますよ。

ギラガマ茶園(Giragama Tea Factory)で日本語で解説してくれる方

セイロン紅茶の産地として有名なキャンディでは、茶畑と製茶工場の見学が旅の良い思い出になります。工場では茶葉が製品になるまでの過程を学べるほか、新鮮な紅茶の試飲も楽しめます。

夕方からはキャンディ市内に戻り、仏歯寺(ダラダ・マリガーワ)を参拝します。

キャンディ仏歯寺

キャンディの仏歯寺は仏陀の歯を祀るスリランカ仏教の聖地であり、世界遺産「聖地キャンディ」の中心的存在です。日没後には荘厳な仏歯寺のライトアップが見られることもあり、厳かな雰囲気の中で歴史と信仰の深さに触れられるでしょう。

宿泊先候補:キャンディでの宿泊は、市街地から少し離れた静かな環境に立地し設備の整ったホテルがおすすめです。例えば「The Golden Crown Hotel」(緑に囲まれた5つ星ホテル)や「Cinnamon Citadel Kandy」(マハウェリ川沿いのリゾートホテル)、「Earl’s Regent Hotel」(閑静なロケーションでコストパフォーマンス良好)といったホテルなら、女性や家族連れでも快適に過ごせます。

Day

朝食後、キャンディを出発しコロンボへ向かいます(車で約3時間半)。スリランカの首都コロンボに到着したら、夕方のフライトまで市内観光を楽しみましょう。コロンボ市内にはショッピングモールや市場、歴史的建造物など見どころが点在しています。お土産の購入はこのタイミングが最適です。紅茶やスパイス、雑貨などスリランカらしいアイテムを探してみましょう。

旅行の締めくくりには、コロンボ市内の名門ホテルでアフタヌーンティーを楽しむのも一興です。

例えば「ゴールフェイス・ホテル(Galle Face Hotel)」では、インド洋を臨むオープンテラスで三段重ねの伝統的なアフタヌーンティーセットやスイーツビュッフェを堪能できます。サンセットタイムには美しい夕陽を眺めながら贅沢なひとときを過ごせるでしょう。

Galle Face hotelのアフタヌーンティー

また「シャングリラ・コロンボ」では、洗練されたロビーラウンジで3段トレイに盛られたアフタヌーンティーセットをいただけます。こちらでは時折アコースティックの生演奏が行われ、高級感あふれる雰囲気です。

その後、19:50発のスリランカ航空直行便でコロンボ空港を出発し帰路につきます(市内から空港までは車で約30分)。

Day

午前8:10(日本時間)に成田空港到着。お疲れ様でした!

紅茶列車とアーユルヴェーダを満喫するプラン

スリランカ高原の美しい景色と本場アーユルヴェーダの癒しを両方体験したい方には、このプランがおすすめです。キャンディから高原の紅茶産地へ鉄道の旅を楽しみ、最後はアーユルヴェーダリゾートで心身をリフレッシュします。

Day

成田空港を11:15に出発し、17:05にコロンボ近郊のバンダラナイケ国際空港へ到着します。

バンダラナイケ国際空港

到着後、そのまま車でキャンディへ向かいましょう(空港からキャンディまで車で約3~4時間)。夜22時から23時頃にキャンディ市内のホテルに到着する予定です。この日は長距離移動になるため、サービスエリアで適宜休憩を取りながら安全に移動しましょう。

宿泊先候補:キャンディでの宿泊は翌日の鉄道旅に備え、市内中心部からアクセスの良いホテルが便利です。「The Golden Crown Hotel」や「Cinnamon Citadel Kandy」、「Earl’s Regent Hotel」など設備が整った快適なホテルで旅の疲れを癒してください。

Day

朝、キャンディの街を見下ろす高台に建つ仏歯寺(仏陀の歯の寺院)を参拝します。清々しい朝の空気の中、歴史ある寺院で厳かな雰囲気を感じ取りましょう。

キャンディ仏歯寺

その後、11:15発の列車に乗ってヌワラエリヤ方面へ出発します。いわゆる「紅茶列車」として有名なキャンディ発ヌワラエリヤ行きの鉄道は、世界でも指折りの絶景鉄道のひとつです。

紅茶列車

青い車体の列車が紅茶畑の広がる高原地帯を走り抜ける光景は、多くの旅行者の憧れとなっています。キャンディ駅で乗車し、およそ3時間半の鉄道旅を満喫しましょう。

列車のチケットは非常に人気のため事前予約が取りづらいことがあります。当日ドライバーに手伝ってもらいながら3等車の切符を購入するのが一般的ですが、満席の場合立ち乗りになる可能性もあります。

3時間以上立ちっぱなしは厳しい…という方は、途中区間だけ列車に乗るのも一つの方法です。例えばドライバーにヌワラエリヤ手前のハットン駅まで先回りで車で送ってもらい、13:30頃発の列車に途中乗車すれば、約1時間ほど山間部の鉄道風景を楽しむことができます。

14:45頃に終点のナヌオヤ駅に到着したら、車でヌワラエリヤ市内へ移動します。ここから今夜の宿泊先であるヘリタンス・ティー・ファクトリーに向かいましょう。ヘリタンス・ティー・ファクトリーは元紅茶工場を改装したユニークな高原ホテルで、イギリス植民地時代の面影を残す外観と、美しい紅茶畑の風景で人気です。

ヘリタンスティーファクトリー

到着後はホテルで名物のハイティー(アフタヌーンティー)を楽しんでみてください。紅茶の本場だけあり、上質なお茶と焼きたてのスコーンやプティフールで贅沢なティータイムが過ごせます。時間に余裕があれば、ホテルが主催する茶摘み体験プログラムに参加するのもおすすめです。茶畑で茶葉の収穫を実際に体験でき、摘んだ茶葉で淹れた一杯は格別でしょう。

Day

朝は高原の清々しい空気の中で目覚め、ホテル周辺を散策したり最後の紅茶の風景を目に焼き付けておきましょう。チェックアウト後、車で西海岸のネゴンボへ向かいます(ヌワラエリヤからネゴンボまで約5時間)。長距離の移動となるので、途中何度か休憩を挟みつつ無理のないドライブを心がけてください。

午後、ネゴンボに到着したら「Jetwing Ayurveda Pavilions(ジェットウィング・アーユルヴェーダ・パヴィリオンズ)」というアーユルヴェーダ専門リゾートホテルにチェックインします。

Jetwing Ayurveda Pavilions(ジェットウィング・アーユルヴェーダ・パヴィリオンズ)

到着後はさっそくホテル内でアーユルヴェーダのトリートメントを体験しましょう。日頃の疲れを癒やす絶好の機会です。

トリートメント付きの宿泊プランで予約を入れておけば、チェックイン後の時間帯に合わせてマッサージなどの施術を受けることができます。

Booking.comでトリートメント付プランを予約しておきましょう

全身オイルマッサージやハーブバスなど、本場のセラピストによる施術で心も身体もリフレッシュできるはずです。

Day

午前中はネゴンボから車で約1時間弱の首都コロンボに移動し、市内観光とショッピングを楽しみます。歴史的建築物が立ち並ぶフォート地区や、活気あるペター市場での買い物、仏教寺院やヒンドゥー寺院の見学など、興味に合わせて市内散策を満喫しましょう。

歩き疲れたらカフェでスリランカ名物のアイスコーヒーやキングココナッツジュースを味わい、ひと休みするのもおすすめです。

夕方、帰国便の出発前にコロンボで名残を惜しみつつ、最後のティータイムはいかがでしょうか。海辺の老舗ホテル「ゴールフェイス・ホテル」では、伝統的なアフタヌーンティーを海風を感じながらいただけます。

Galle Face hotelのアフタヌーンティー

また、高級ホテル「シャングリラ・コロンボ」のラウンジでは生演奏をBGMに優雅なティータイムを過ごせます。旅の締めとして極上のひとときを楽しんでください。

夜19:50発の成田行き直行便に合わせ、コロンボ市内を出発し空港へ(市内中心部から空港までは約30分)。搭乗手続きを済ませ、帰国の途につきます。

Day

朝8:10に成田到着。短い旅程でしたが、スリランカの魅力を凝縮した思い出深い旅になったことでしょう。

世界遺産とアーユルヴェーダ体験プラン

文化遺産の観光とアーユルヴェーダでの癒し体験をバランスよく組み合わせたプランです。壮大なシーギリヤ遺跡の観光と、本格的なアーユルヴェーダリゾートでの滞在をどちらも楽しみたい方に最適な旅程となっています。

Day

成田発11:15の直行便でスリランカへ。

バンダラナイケ国際空港

17:05にバンダラナイケ国際空港に到着した後、車で20~30分のネゴンボへ移動します。到着日から無理に動き回らず、まずは海辺の町ネゴンボでリラックスしましょう。

ホテルにチェックインしたら散策がてら近くのビーチを歩いてみたり、ホテルのプールで旅の疲れを癒したりするのも良いでしょう。

宿泊先候補:ネゴンボ泊は、市内で設備が整ったリゾートホテルがおすすめです。「Heritance Negombo」(バワ建築デザインのスタイリッシュなホテル)、「Jetwing Blue」(老舗の大型ビーチリゾート)、「Jetwing Lagoon」(ラグーンに面した静寂な環境が魅力)といったホテルなら快適に過ごせます。

Day

早朝にホテルを出発し、シーギリヤ・ロック観光へ向かいます(移動時間約3時間)。巨大な一枚岩の上に建造された古代要塞シーギリヤは、その壮観さから「空中宮殿」とも称されます。

シーギリヤロック

麓から頂上までは狭い階段や急勾配の坂道が続きますが、登りきった先にはかつて王宮が築かれた遺跡群と周囲の大パノラマが待っています。存分に見学した後は、麓のエリアで昼食をとりましょう。

おすすめは前述の「Ahinsa Restaurant」(スパイスの効いた本格カレーが人気)や「Soul Food Café」(ヘルシーな植物性メニューで有名)です。スパイスたっぷりのスリランカ料理で汗をかいた体をクールダウンさせましょう。

午後はシーギリヤ近郊にあるアーユルヴェーダ専門リゾート「Ayugiri Ayurveda Wellness Resort Sigiriya」へ向かいます(車で約30分)。

Ayugiri Ayurveda Wellness Resort Sigiriya
Ayugiri Ayurveda Wellness Resort Sigiriya

Booking.comで以下等の施術込みプランを予約しておきましょうSuite with Plunge Pool + Complimentary Ayurveda Doctors Consultation + 90‑minute Treatment Daily

こちらのリゾートは全室スイート仕様で、各部屋にプライベートプールが付く贅沢な隠れ家ホテルです。

チェックイン後は専門のアーユルヴェーダ医師の問診を受け、一人ひとりの体質に合わせたトリートメントプランを提案してもらえます。宿泊プランには毎日90分のアーユルヴェーダ施術が含まれており、本格的なデトックス&リラクゼーションを体験できます。

Day

終日、Ayugiri Ayurveda Wellness Resort Sigiriyaに滞在します。本格的なアーユルヴェーダプログラムに身を委ね、心身のケアに集中しましょう。

早朝のヨガクラスで一日を始め、ハーブを使った食事に舌鼓を打ち、昼下がりには全身オイルマッサージや薬草浴でリラックス。医師の指導のもと、自分のドーシャ(体質)に合った施術が受けられるのも専門リゾートならではです。忙しい日常を離れ、自分だけの癒しの時間を存分に堪能してください。

もし夕方以降に時間と元気があれば、リゾートから車で20分ほどのピドゥランガラ・ロックへ出かけてみるのも良いでしょう。

ピドゥランガラ・ロック(Pidurangala Rock)

頂上から眺める夕暮れのシーギリヤ・ロックは格別で、旅のハイライトとなる美しい光景が待っています。

宿泊先:Ayugiri Ayurveda Wellness Resort Sigiriya(同上/連泊)

Day

朝、リゾートをチェックアウトし車でコロンボへ向かいます(シーギリヤ付近からコロンボまで約4時間)。道中、サービスエリアなどで休憩をとりながら午後までにコロンボ市内へ到着するよう調整しましょう。

コロンボに到着したら、帰国前の最後の観光と買い物を楽しみます。伝統工芸品のショップでお土産を選んだり、ショッピングモールで紅茶やスパイスをまとめ買いしたりする時間も確保できます。

フライト前のひととき、コロンボ市内のホテルでアフタヌーンティーはいかがでしょうか。英国風のティータイム文化が色濃く残るスリランカでは、本格的な紅茶と焼き菓子を優雅に楽しめます。

ゴールフェイス・ホテルのテラス席では海を眺めながらのんびりと過ごせ、シャングリラ・コロンボのラウンジでは洗練された空間で贅沢な時間を味わえます。旅の思い出を語り合いながら、最後のスリランカの味覚を楽しんでください。

夜19:50、コロンボ発の帰国便に搭乗します(空港へは市内から約30~40分)。機内でゆっくり休んで、日本への空の旅をお楽しみください。

Day

朝8:10、成田空港に到着。お疲れ様でした!

アーユルヴェーダ体験とビーチリゾートプラン

アーユルヴェーダで心身を癒しつつ、南部海岸のビーチリゾートでのんびり過ごしたい方向けのプランです。スリランカならではの伝統医療と、美しい海辺の休日を両立させたリラックス重視の旅程となっています。

Day

成田空港を11:15に出発し、17:05にスリランカ到着。

到着後は空港から車で約40分のネゴンボに向かいます。初日はネゴンボにある「Jetwing Ayurveda Pavilions(ジェットウィング・アーユルヴェーダ・パヴィリオンズ)」に宿泊し、本場アーユルヴェーダのおもてなしを体験しましょう。

Jetwing Ayurveda Pavilions(ジェットウィング・アーユルヴェーダ・パヴィリオンズ)

Booking.comでトリートメント付プランを予約しておきましょう

チェックイン後、旅の疲れを癒すためにさっそくアーユルヴェーダ施術を予約しておくのも良い考えです。オイルマッサージやハーバルボールトリートメントなど、多彩なメニューから自分好みの施術を受ければ、長旅の疲労も和らぎます。

Day

Jetwing Ayurveda Pavilionsで終日アーユルヴェーダ三昧です。朝は早起きして施設内のアーユルヴェーダセンターで施術を受け、心身をリセットしましょう。

トリートメントの合間にはヨガや瞑想のクラスに参加したり、ハーブガーデンを散策したりとのんびり過ごせます。食事もヘルシーなアーユルヴェーダ食が提供され、体の内側から元気を養えます。

午後、希望者はオプショナルツアーでピンナワラ象の孤児院を訪れてみてはいかがでしょうか。ネゴンボからピンナワラまでは車で片道約2時間半とやや距離がありますが、スリランカで人気の観光名所の一つです。

ピンナワラ象の孤児院

ここでは親とはぐれた子象たちが保護されており、広い敷地でのびのびと暮らす象たちの様子を見学できます。タイミングが合えば川での水浴びシーンを見ることもでき、子供から大人まで楽しめるでしょう。夕方までにホテルに戻り、もう一度アーユルヴェーダマッサージを受けて旅の疲れをしっかり癒しておきます。

Day

朝、滞在中最後のアーユルヴェーダトリートメントを受けた後、南西海岸のリゾート地ベントタへ向けて出発します(車で約2時間)。昼前にはインド洋に面した美しいビーチが広がるベントタに到着です。

午後はビーチでのんびり過ごしたり、希望があればマリンスポーツに挑戦したりと自由に過ごしましょう。ヤシの木が揺れる南国のビーチは、アーユルヴェーダで浄化された体にさらに活力を与えてくれるはずです。

以下はJetwing Saman Villasの写真。

Jetwing Saman Villas
Jetwing Saman Villas

宿泊先候補:ベントタでは高級ビーチリゾートでの滞在がおすすめです。例えば「Jetwing Saman Villas(サマンヴィラ)」は岬の突端に位置し、プライベート感あふれる極上リゾートとして知られています。また「Taj Bentota Resort & Spa(タージ・ベントタ)」はインド系の高級ホテルブランドによるビーチリゾートで、スパ施設も充実しています。いずれもオーシャンビューの客室と行き届いたサービスで、カップルやハネムーナーにも人気です。

Day

朝は海岸線をドライブしながら、世界遺産の街ゴールへ向かいましょう(ベントタから車で約1~1.5時間)。ゴールでは17~18世紀にポルトガル・オランダ統治下で築かれた要塞都市「ゴール旧市街とその要塞群」を見学します。

Galleの街並み

石畳の街並みとヨーロッパ風の建築、美しい灯台などが残るゴール要塞は、南アジアにおけるコロニアル都市の歴史を今に伝える貴重な場所です。城壁の上を歩けば、一側に碧い海、もう一側に赤い屋根瓦の町並みが広がり、そのコントラストに心奪われるでしょう。

正午頃になったらゴールを出発し、コロンボへ向かいます(所要約2時間半~3時間)。夕方までにコロンボに到着したら、最後のショッピングや市内観光を楽しみます。時間に余裕があればコロンボ国立博物館などを訪れて旅の知識を深めるのも良いでしょう。

そして旅の最後は、コロンボ市内のホテルラウンジで優雅にアフタヌーンティーを楽しみます。ゴールフェイス・ホテルのテラスで海風を感じながら過ごすひとときや、シャングリラ・コロンボの洗練された空間で頂く紅茶とスイーツは、旅の締めくくりに相応しい贅沢な時間です。

Galle Face hotelのアフタヌーンティー

19:50発の成田行きフライトに合わせ、コロンボから空港へ移動します。名残惜しいですが、スリランカでの素晴らしい思い出を胸に日本へと帰路につきましょう。

Day

田空港に朝8:10到着。お疲れ様でした!

世界遺産とサファリ体験プラン

世界遺産巡りにサファリでの野生動物観察を組み合わせた、アクティブ派におすすめのプランです。文化遺産も自然も両方楽しみたい欲張りな旅行者にぴったりで、スリランカならではの多彩な魅力をギュッと詰め込んでいます。

Day

成田を11:15に出発し、直行便でスリランカへ(17:05現地着)。到着後は空港近くのネゴンボへ移動し、この日はゆっくり休んで旅のスタートに備えます。

宿泊先候補:ネゴンボでの宿泊は、前述のHeritance NegomboやJetwing Blue、Jetwing Lagoonなど快適なホテルから選びましょう。到着日の夜はしっかり休息をとり、翌日からの観光に備えて英気を養ってください。

Day

朝から世界遺産シーギリヤ・ロックの観光へ(ネゴンボから車で約4時間)。巨大岩盤の頂に築かれた古代の宮殿跡は、まさに壮観のひと言です。登頂と遺跡群の見学には2時間程度を予定しておきましょう。

山道の途中には壁画「シーギリヤ・レディ」のある岩窟や、鏡の壁と呼ばれる光沢のある壁面など見どころが豊富です。頂上から360度見渡せる景色も必見で、登る価値は十分あります。

下山後、周辺で昼食をとります。おすすめレストランは、スパイス薫る地元料理を味わえる「Ahinsa Restaurant」や、ヘルシー志向のカフェ「Soul Food Café」です。シーギリヤ観光の余韻に浸りながら、美味しい食事で英気を養いましょう。

午後は車で約40分、ダンブッラ近郊のヘリタンス・カンダラマへ移動してチェックインします。

ヘリタンスカンダラマ

眼前にジャングルが広がるこの名物ホテルでひと休み。時間があればスパでアーユルヴェーダ体験も可能です(要予約)。旅の疲れを癒すシロダーラ+全身マッサージで英気を養い、明日のサファリに備えましょう。

アーユルヴェーダーは事前にhkinfo@heritancehotels.comやBooking.comで予約しホテルとのメッセージで予約しておきましょう。

Day

朝は少し早起きして、近隣にあるミンネリヤ国立公園のサファリへ出発します(ホテルから車で約50分)。

ジープに乗り換えて園内に入ると、広大な草原と湖沼が広がります。運が良ければ野生の象の大群やシカ、クジャク、ワニなど多様な動物たちの姿を見ることができます。

特に乾季には数百頭規模で象が集まる「ザ・ギャザリング」と呼ばれる光景に出会えることでも有名です。野生動物たちの息遣いを感じながら、大自然の中で貴重な体験ができるでしょう。

ミンネリヤ国立公園

サファリを満喫した後は、近くのレストランで昼食休憩です。ミンネリヤ湖を見渡せる絶好のロケーションにある「The Wadiya」では、ゆったり景色を楽しみながら食事ができます(ビュッフェ形式とアラカルト両方対応)。また「Alo-Ha Coffee Habarana」は冷房完備で、ピザやサンドイッチなど軽食メニューも揃っているため、小休止にぴったりです。

午後は車で約2時間半かけてキャンディへ移動します。道中、車窓からスリランカの田園風景を眺めながら旅情を感じてください。夕方までにキャンディに到着したら、市内で仏歯寺などを見学する時間も取れるかもしれません。

宿泊先候補:キャンディでは快適なホテルで旅の疲れを癒しましょう。「The Golden Crown Hotel」や「Cinnamon Citadel Kandy」など、設備とサービスの整ったホテルがおすすめです。

Day

朝、キャンディを出発してコロンボへ戻ります(車で約3.5~4時間)。午後にコロンボ市内へ到着したら、飛行機の時間まで軽く観光を楽しみましょう。

コロンボは近代的なビル群と歴史的建築物が融合した活気ある都市です。ショッピングならオデールや独立記念広場近くのモール、ローカル市場などが充実しています。市内観光では赤レンガ造りの旧国会議事堂やガンガラーマ寺院などが見どころです。

旅の最後には、これまでと同様にアフタヌーンティーで締めくくるのがおすすめです。有名なゴールフェイス・ホテルのテラスで海を眺めながら優雅にお茶を楽しんだり、シャングリラ・コロンボの洗練されたラウンジで贅沢なティータイムを過ごしたりして、余韻に浸りましょう。

その後、19:50発の成田行きフライトに搭乗するため空港へ向かいます。スーツケースいっぱいの思い出とお土産を携え、スリランカを後にしましょう。

Day

成田空港に8:10到着。以上、4泊5日で巡るスリランカのモデルコースをご紹介しました。短期間ながらもバラエティ豊かな体験ができるスリランカ旅行を計画する参考になれば幸いです。ぜひ自分に合ったプランで、思い出に残る旅を実現してください。

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