5泊6日程度のスリランカ旅行を計画している方は多いことでしょう。
スリランカ旅行の目的は人それぞれですが、世界遺産巡り、サファリ体験、紅茶列車の乗車、アーユルヴェーダ療法など、この短い旅程でも満喫できるモデルコースをご紹介します。
どのプランも成田発着を前提としており、成田を出発する日を1日目、成田に戻る日を6日目として日程を表記しています(5泊6日)。
]スリランカへの直行便は現在成田からのみ運航していますので、直行便をご希望の方は地方在住でも成田発着になる点にご注意ください。
各プランでは、女性や家族連れでも安心して宿泊できる高品質なホテルを選定しています。ご予算やお好みに応じて、エコノミークラスのホテルに置き換えることも可能です。
世界遺産を巡るプラン
スリランカに点在する有名な世界遺産を余すところなく訪れたい方におすすめのプランです。
アヌラーダプラやシーギリヤといった古代都市遺跡から、聖地キャンディの仏歯寺まで、5日間で主要な文化遺産を効率よく巡ります。宿泊は建築家ジェフリー・バワ設計のホテルにも滞在し、リゾート気分も味わえます。

成田空港を午前11:15(日本時間)に出発し、スリランカのバンダラナイケ国際空港に現地時間17:05到着。

到着後は空港から車で約20~30分のネゴンボへ移動し、この日はスリランカの玄関口ネゴンボで休息を取りましょう。
朝食後、スリランカ初代の都が置かれた世界遺産の古都アヌラーダプラへ向かいます(ネゴンボから車で約3.5時間)。

広大な遺跡公園内では、仏塔や宮殿跡など2000年以上前の歴史を感じる遺構を2~3時間かけて観光しましょう。その後、アヌラーダプラ近郊で昼食を取ります。
ランチ候補(アヌラーダプラ):
- Seedevi Family Restaurant – スリランカ料理・インド料理・中華料理まで揃う大型レストラン。ランチタイムには種類豊富なビュッフェが人気です。
- Ceylan Lodge Restaurant – シーフードプレートから欧風メニューまで楽しめるホテル併設レストラン。落ち着いた雰囲気で休憩できます。
夕方には、シーギリヤ近郊にある有名建築家バワ設計のホテルヘリタンス・カンダラマへ移動します(アヌラーダプラから約1.5時間)。

大自然と一体化した唯一無二のデザインのホテルでリラックスしましょう。予約済みであれば、到着後にホテル内のスパでアーユルヴェーダ施術を体験することも可能です。特にオイルを額に垂らすシロダーラと全身マッサージのプラン(約1時間・70USD程度)は旅の疲れを癒すのに最適です
※希望の場合は事前に事前にhkinfo@heritancehotels.comやBooking.comで予約しホテルとのメッセージで予約しておきましょう。
世界遺産シーギリヤ・ロックの観光へ。朝一番でホテルを出発し、車で約40分でシーギリヤの岩山入口に到着します。

高さ200mの巨大な岩山要塞の頂上まで階段で登り、頂上の宮殿跡や麓に広がる庭園を見学(所要約2時間)。岩山からの絶景や中腹の壁画「シーギリヤ・レディ」が見どころです。下山後は周辺で昼食をとりましょう。
ランチ候補(シーギリヤ周辺):
- Ahinsa Restaurant – フィッシュカレーやチキンカレー、コットゥロティなどのローカルフードを提供。エアコン完備の店内で涼みながら食事できます。
- Soul Food Café – シーギリヤロックを望むテラス席が魅力のカフェ。すべて植物性食材のヘルシーメニューで旅の胃休めに最適。店内にエアコン席あり。
午後には近郊の世界遺産ダンブッラ石窟寺院へ(シーギリヤから車で約30分)。黄金に輝く大仏が出迎える石窟寺院では、大小5つの洞窟に描かれた壁画や仏像群を観賞します(見学約1時間)。


観光後は再びヘリタンス・カンダラマに戻り、ゆったりとホテルライフをお楽しみください(2泊目)
この日はキャンディ方面へ南下し、紅茶や仏教文化に触れます。キャンディでは2つのプランがあります。
【Plan①】
午前中、キャンディ近郊にある老舗の紅茶工場(ギラガマ Tea Factory)を見学してみましょう。
紅茶の製造工程を学び、淹れたてのセイロンティーを試飲できます。その後、キャンディ市内へ移動して昼食をとります。
ランチ候補
- Devon Restaurant & Bakery – スリランカ料理から洋食まで多彩なメニューを提供する清潔感のあるレストラン。豊富なペイストリーもありファミリーにも人気です。
- Slightly Chilled Lounge (Breath of Happines) – 半屋外のテラス席からキャンディ湖を一望できる人気店。昼間でも風通しが良く、特に午後のひとときに涼みながら景色と食事を楽しめます。
【Plan②】
車窓から紅茶列車の旅をプチ体験。

キャンディ駅発の11時15分発の列車にのり13時31分着のHattonへ向かいます。この区間で紅茶列車の車窓からの景色を楽しみます。HattonでタクシーでPick Upしてもらい、キャンディへ戻ります。(約2時間)
↓Hattonでのランチ候補
キャンディへ戻った後、キャンディの中心にある仏教徒の聖地仏歯寺(ダラダー・マーリガーワ寺院)を参拝します。ここには仏陀の牙が奉納されており、厳かな雰囲気の中で礼拝の様子を見ることができます。

タイミングが合えば夕方の礼拝儀式を見るのも良いでしょう。時間に余裕があれば、夜にキャンディ伝統舞踊のショー(キャンディアン・ダンス)を鑑賞するのもおすすめです。観光後はキャンディのホテルに宿泊します。
朝食後、車でコロンボへ向かいます(カンダラマからコロンボまで約4時間)。到着後はコロンボ市内観光を軽く楽しみましょう。
オランダ時代の建物が残るペター地区やガンガラーマ寺院などを巡ったり、市場で最後のお土産探しをしたりします。夕方には名物のアフタヌーンティーを楽しんでみてはいかがでしょうか。コロンボ市内には由緒あるホテルのティーラウンジがあり、紅茶文化を締めくくるのに最適です。
アフタヌーンティー候補(コロンボ):
- Galle Face Hotel – コロンボの老舗5つ星ホテル。3段重ねのティースタンドまたはビュッフェ形式のハイティーが選べます。インド洋に面したオープンテラスから眺めるサンセット直前の景色は格別です。
- Shangri-La Colombo – 洗練された空間で提供される3段トレイのアフタヌーンティーセット。生演奏のアコースティック音楽をBGMに優雅なティータイムを過ごせます。

その後、19:50発の成田行き帰国便に合わせ空港へ移動します(市内から空港まで車で約30分)。深夜のフライトにてスリランカを出発。
日本時間の翌朝8:10に成田空港到着。お疲れ様でした。
世界遺産+紅茶列車満喫プラン①
文化遺産も紅茶列車もどちらも楽しみたい方に向けたプランです。
古都キャンディを拠点にして紅茶の産地ヌワラエリヤまで鉄道旅を体験し、さらにアーユルヴェーダリゾートで心身を癒します。山岳地帯を走る紅茶列車からの景色と世界遺産の両方を満喫できる欲張りな内容です。
成田空港を11:15出発、コロンボ・バンダラナイケ国際空港に17:05到着。

着後は車でネゴンボへ移動し(約20~30分)、近郊のホテルに宿泊します(初日は世界遺産観光はせず休息)。
朝、ドライバーと合流して世界遺産の街キャンディへ向けて出発(ネゴンボから約3時間)。キャンディ到着後、郊外にあるギラガマ茶園の紅茶工場(Giragama Tea Factory)を訪問します。ギガラマ紅茶工場では日本語で解説してくれる女性がいます。

紅茶畑の中に建つ工場でセイロン紅茶の製造過程を見学し、出来立てのお茶を味わいましょう。その後キャンディ市街へ戻り、仏教の聖地仏歯寺(スリ・ダラダー・マーリガーワ)を参拝します。

キャンディ湖畔に佇む美しい寺院で、仏陀の聖歯が安置された内部は厳かな雰囲気です。観光後、キャンディ市内で昼食をとります。
ランチ候補(キャンディ):
- Devon Restaurant & Bakery – 地元で人気のファミリーレストラン。スリランカ料理から洋食まで多彩で、清潔な店内と豊富なパン・ペストリー類も魅力です。
- Slightly Chilled Lounge – キャンディ湖を見下ろす高台にあるオープンエアのレストラン。風通しがよく、軽食から本格食事まで揃います。午後のひと休みにも最適です。
観光後はキャンディ市内または近郊のホテルにチェックインして宿泊します。
スリランカ高原の名物である紅茶列車の旅を満喫します。
キャンディ駅11:15発の列車に乗り、山あいの景色を楽しみながらゆっくりと標高を上げていきます。車窓には茶畑の美しい風景や滝、トンネルが続き、約3時間半かけて紅茶の名産地ヌワラエリヤ近郊のナヌオヤ駅に14:45到着です。

人気の鉄道とあって指定席券の事前入手が難しいため、当日は運転手に手伝ってもらい3等車の自由席を購入する形になります。
混雑時は立席となる可能性もありますが、窓から身を乗り出して涼しい風を受けながら眺める山岳地帯の景観は格別でしょう。
もし長時間の乗車が心配な場合は、途中のハットン駅まで車で先回りし、ハットン12:45発→ナヌオヤ13:45着の区間(約1時間)だけ列車に乗るというアレンジも可能です。
その場合でもハイライトである茶畑区間の乗車体験を十分楽しめます。ナヌオヤ駅に到着後、迎えの車でヌワラエリヤ中心部へ向かい、本日の宿へチェックインします。宿泊は紅茶工場を改装したユニークなホテルがおすすめです。


朝は涼しい紅茶畑でのんびり過ごしましょう。ホテルで提供されている茶摘み体験に参加し、自分で摘んだ茶葉で紅茶を淹れてもらう貴重な体験ができます。
またホテル内のミニ紅茶工場見学も可能です。その後、車で高原を下り西海岸のネゴンボへ長距離移動します(ヌワラエリヤから約5時間)。夕方、ネゴンボに到着したらJetwing Ayurveda Pavilionsというアーユルヴェーダ専門リゾートにチェックインします。

到着日の疲れを癒すため、ホテル併設のアーユルヴェーダセンターで伝統施術を受けましょう。事前にトリートメント込みの宿泊プランを予約しておけば、到着後スムーズに施術が受けられます。オイルマッサージやハーブボールセラピーなど、本場のアーユルヴェーダで心身をリセットしてください。
朝はアーユルヴェーダリゾートならではのヘルシーな朝食と、宿泊プランに含まれる最終日のトリートメントを受けてリフレッシュします。その後チェックアウトし、コロンボ市内へ車で移動します(約40分)。
帰国便までコロンボ市内観光を楽しみましょう。ショッピングモールで最後のお土産を購入したり、海辺の公園を散策したりして過ごせます。
夕刻には時間があれば市内ホテルでアフタヌーンティーも体験できます(前述のGalle Face HotelやShangri-La Colomboが候補)。

夜19:50発の成田行き直行便に合わせ、空港へ向かい帰路につきます
朝8:10、成田空港着。
シーギリヤロック+紅茶列車満喫プラン②
スリランカ観光のハイライトシーギリヤ・ロックと紅茶列車の両方を組み込みたい方向けのプランです。
2日目にシーギリヤを訪れ、その後はキャンディを拠点に山岳鉄道の一部区間を体験します。プラン①との違いは、初日に世界遺産アヌラーダプラには行かず、代わりにシーギリヤ観光に時間を充てている点です。
成田空港を11:15出発、コロンボ・バンダラナイケ国際空港に17:05到着。

着後は車でネゴンボへ移動し(約20~30分)、近郊のホテルに宿泊します(初日は世界遺産観光はせず休息)。
早朝にネゴンボを出発し、北中部の世界遺産都市アヌラーダプラへ向かいます(約3.5時間)。スリランカ初期王朝の都であるアヌラーダプラ遺跡群を2~3時間かけて観光しましょう。

仏塔やボー樹(仏教の菩提樹)の聖木など見どころ多数です。観光後、付近で昼食を取ります。
ランチ候補(アヌラーダプラ):
- Seedevi Family Restaurant – スリランカ料理・インド料理・中華料理が揃う大規模レストラン。ランチのビュッフェは多彩なおかずを楽しめます。
- Ceylan Lodge Restaurant – シーフードや欧風料理を提供するホテル直営レストラン。ゆったりした空間で食事できます。
昼食後、南へ約2時間半ドライブし世界遺産シーギリヤ・ロックの近くへ移動します。
夕方までに巨大な岩山のふもとに建つ有名ホテルヘリタンス・カンダラマに到着しチェックイン(アヌラーダプラから約1.5時間)。

バワ設計のこのホテルでの滞在自体が観光の一部です。予約しておけば到着後にスパでアーユルヴェーダ施術を受けることも可能です(要予約)。大自然に囲まれた環境でのシロダーラ体験は格別でしょう。
※希望の場合は事前に事前にhkinfo@heritancehotels.comやBooking.comで予約しホテルとのメッセージで予約しておきましょう。
朝、車でキャンディへ向け出発(カンダラマから約3時間)。道中、キャンディ近郊のGiragama紅茶工場に立ち寄り、セイロン紅茶の製造工程を見学します。

その後キャンディ市街へ入り、世界遺産仏歯寺に参拝します(詳細は前プラン参照)。見学後、市内で昼食をとりましょう。

ランチ候補:Devon Restaurant & Bakery、Slightly Chilled Lounge(いずれも前述と同様)
夕方までにキャンディ市内のホテルにチェックインして休息します。夜は希望者はキャンディアンダンスのショー鑑賞も可能です(地元劇場で毎晩開催)。
午前中はゆっくり過ごし、11:15発の高原列車にキャンディ駅から乗車します。今日はキャンディ~ハットン間(約2時間15分)の紅茶列車ミニトリップを楽しみます。

雄大なマハウェリ川に沿って走る車窓から、次第に茶畑が広がる丘陵地帯へ入っていきます。13:30頃、ハットン駅に到着。
駅前で下車後は、待機しているチャーター車でキャンディへ戻ります(ハットンからキャンディまで車で約2時間)。短い乗車区間でしたが、緑豊かな紅茶のふるさとの雰囲気を味わえたことでしょう。ハットン駅到着前後で昼食を取る場合は、以下を参考にしてください。
ランチ候補(ハットン周辺):
- Railway Lodge Restaurant – ハットン駅から徒歩1分のローカル食堂。ビリヤニやマトンカレーなどスパイシーなスリランカ&インド料理が人気。
- Tea Hills Restaurant – 紅茶畑の景色を眺めながら食事ができるレストラン。コットゥやチキンカレーなどのスリランカ/アジア料理が評判です。
夕方キャンディに戻った後はホテルで休息します。時間が許せばこの夜キャンディアン・ダンスショーを観ることもできます(前日行けなかった場合など)。前日と同じ宿に連泊しましょう。
朝、キャンディを出発し車でコロンボへ移動します(約3時間)。コロンボ市内観光を軽く楽しんだ後、最後の買い物を済ませましょう。時間に余裕があればホテルのアフタヌーンティーで旅の締めくくりを。

夜19:50発の成田行き直行便に搭乗するため、18時頃までに空港へ向かいます。
成田空港に朝8:10到着。
アーユルヴェーダ体験プラン
スリランカ伝統のアーユルヴェーダに焦点を当てたウェルネス志向のプランです。観光は最低限に抑え、代わりにシーギリヤ近郊と海辺の2か所のアーユルヴェーダリゾートでトリートメントをじっくり体験します。心身のリフレッシュが主目的の旅行に最適です。
成田空港を11:15出発、コロンボ・バンダラナイケ国際空港に17:05到着。

着後は車でネゴンボへ移動し(約20~30分)、近郊のホテルに宿泊します(初日は世界遺産観光はせず休息)。
早朝に出発し、北中部の世界遺産シーギリヤ・ロックへ向かいます(車で約4時間)。

午前中のまだ涼しいうちにシーギリヤに到着し、雄大な岩山を登って頂上の遺跡を観光します(所要約3時間)。巨大なライオンの足の彫刻が迎える石段を登り切ると、古代王宮跡と360度の絶景が待っています。下山後は周辺で昼食を。
昼食後、シーギリヤ近郊にあるアーユルヴェーダリゾートAyurvie Sigiriya(またはAyugiri Ayurveda Wellness Resort)にチェックインします。
このリゾートでは滞在中、毎日専門医の問診を受け、その人に合ったハーブオイルや施術法でトリートメントが提供されます。


予約時に以下のプランを予約しておきましょう。「Suite with Plunge Pool + Complimentary Ayurveda Doctors Consultation + 90‑minute Treatment Daily」などを選択しておくと安心です。午後はさっそくアーユルヴェーダの施術を体験しましょう。
温かい薬草オイルでの全身マッサージやシロダーラを受け、旅の疲れを癒します。
この日は終日Ayurvie Sigiriyaに滞在し、本格的なアーユルヴェーダプログラムを体験します。
朝はヨガや瞑想のクラスに参加し、スリランカ料理をベースにしたヘルシーな食事をいただきます。ドクターの指導のもと、午前と午後に分けてマッサージやハーバルバス、スチームバスなど複数のトリートメントを受けましょう。
心身のデトックスに集中する贅沢な一日です。リゾートでのんびり過ごす合間に、希望者は近郊のピドゥランガラ岩にハイキングすることも可能です。

リゾートから車で15分ほどの場所にある岩山で、頂上からはシーギリヤ・ロックの全景を一望できます。また体力と時間に余裕があれば、車で片道1時間半の世界遺産アヌラーダプラまで足を延ばすこともできます(要事前手配)。夜は星空の下で心地よい疲労感を感じながらリゾートにて就寝します(同じ宿に連泊)。
午前中、チェックアウトまで時間があればダンブッラ石窟寺院を観光しても良いでしょう(宿から車で約30分)。


黄金寺院とも呼ばれるこの石窟寺院では、無数の仏像と壁画に囲まれた静寂な空間を体験できます。見学後、周辺で昼食を取ります。
ランチ候補(ダンブッラ):
- Heritage Rangiri Villa Restaurant – 石窟寺院から歩いて行ける高評価レストラン。日替わりのライス&カリーやドーサ、ベジタリアンメニューもあり評判です。
- Fika The Outlet – 本格エスプレッソが飲めるおしゃれカフェ。パスタやバーガーといった洋食からスリランカ風軽食まで揃っています。
午後、車でネゴンボへ南下します(約3時間)。到着後、Jetwing Ayurveda Pavilionsにチェックイン。

海辺の風を感じながら、最後のアーユルヴェーダ体験に備えましょう。夕方以降はリゾート内でゆっくり過ごします。
朝、宿泊プランに含まれる最終トリートメントを受けます。短い時間でもヘッドマッサージやハーブスチームバスで爽快になりましょう。
その後チェックアウトし、車でコロンボへ移動します(約40分)。午後はコロンボ市内を観光し、ショッピングや食事を楽しみます。
時間があればゴールフェイス・グリーン(海岸沿いの公園)を散策したり、コロニアル建築が残るフォート地区で写真を撮ったりして過ごせます。夕方、旅の締めくくりに老舗ホテルでアフタヌーンティーを楽しむのも良いでしょう。

夜になったら空港へ移動し、19:50発の成田行き直行便に搭乗します。
成田空港に朝8:10到着。
世界遺産+サファリ+アーユルヴェーダ体験プラン
世界遺産観光と野生動物サファリ、さらにアーユルヴェーダまで盛り込んだ盛沢山プランです。スリランカ文化のハイライトと大自然の両方を5日間で体験したい欲張りな方に適しています。
象の群れに出会える国立公園サファリと、最後はリゾートでアーユルヴェーダというメリハリのある旅程です。
成田空港を11:15出発、コロンボ・バンダラナイケ国際空港に17:05到着。

着後は車でネゴンボへ移動し(約20~30分)、近郊のホテルに宿泊します(初日は世界遺産観光はせず休息)。
早朝に出発し、シーギリヤ方面へ向かいます。午前中に世界遺産シーギリヤ・ロックに到着したら、涼しいうちに岩登り開始です(観光約3時間)。


巨大な一枚岩の頂上に築かれた古代の空中宮殿跡を探索し、頂上からは遥か遠くまで広がるジャングルを見渡せます。下山後は近くのレストランで昼食を。
ランチ候補(シーギリヤ):
Ahinsa Restaurant、Soul Food Café(シーギリヤ周辺の前述店)
午後、車で約1.5時間移動し、バワ建築で有名なホテルヘリタンス・カンダラマにチェックインします。

眼前に広がるカンダラマ湖とジャングルを望む絶景ホテルです。夕方のひとときはプールでくつろぐも良し、予約済みであればスパでアーユルヴェーダ施術を受けるのも良いでしょう。
シロダーラの心地よい刺激に日頃のストレスも溶けていきます。
※希望の場合は事前に事前にhkinfo@heritancehotels.comやBooking.comで予約しホテルとのメッセージで予約しておきましょう。
朝は少し早起きをして、車で約50分のミンネリヤ国立公園へサファリに出発します。
ミンネリヤは野生のゾウの大群が見られることで有名な国立公園です。ジープに乗り換え、緑の平原と湖水が広がる公園内を約2~3時間かけてゲームドライブ。

運が良ければ何十頭ものアジアゾウが湖畔に集まる壮観な光景に出会えるでしょう。また水牛や鳥類、時にはワニなど多様な野生生物も観察できます。サファリ後、公園周辺で昼食休憩を取ります。
ランチ候補(ハバラナ周辺):
- The Wadiya – ミンネリヤ湖を一望できる絶景レストラン。ビュッフェまたはアラカルトでスリランカ料理を楽しめ、サファリ後の休憩に最適です。
- Alo‑Ha Coffee Habarana – 冷房完備・Wi-Fiありのカフェレストラン。ピザやサンドイッチ、スリランカ風軽食などを提供しており、クーラーで涼みながら軽食が取れます。
昼食後、車で古都キャンディへ向けて移動します(約2.5時間)。夕方までにキャンディに到着したらホテルにチェックインし休息します。
朝、キャンディ市内観光として世界遺産仏歯寺に参拝します。静寂な雰囲気の中で仏陀の歯のレリックに手を合わせ、世界中の仏教徒が憧れる聖地を体感しましょう。

その後、車でネゴンボへ移動します(約3時間)。
夕方、ネゴンボ到着後はJetwing Ayurveda Pavilionsにチェックインし、旅の仕上げにアーユルヴェーダで癒しの時間を過ごします。

事前にトリートメント付きプランで予約しておけば、チェックイン後すぐに施術を受けることも可能です。ジャグジーやハーバルバスで疲れを取り、オイルマッサージで体を整えましょう。
朝は爽快な気分で目覚め、宿泊プランに含まれる最後のトリートメントを受けます。
ハーブオイルで頭皮を揉みほぐすシロアビヤンガやスチームバスで心身を最終調整します。チェックアウト後、再び車でコロンボへ(約40分)。
午後はコロンボ市内観光とショッピングを楽しみ、紅茶やスパイスなどお土産を購入しましょう。
時間が許せば、旅の締めにゴールフェイスホテルのテラスでインド洋を眺めながらのアフタヌーンティーもおすすめです。夕刻、19:50発の成田行きフライトに向けて空港へ移動します。

Day 6: 朝8:10、成田到着。
サファリ体験+ビーチリゾートプラン
動物サファリと南国ビーチでのんびりを組み合わせたプランです。
野生動物の生息地として有名な国立公園でのサファリと、インド洋のビーチリゾート滞在をどちらも楽しみたい方に最適です。リゾートではスパやマリンアクティビティも満喫しましょう。
成田11:15発の直行便でコロンボへ(17:05着)。着後、海沿いのリゾート地ベントタまで専用車で直接向かいます(空港から約1.5時間)。
到着後はインド洋に沈む夕日を眺めながら、ビーチサイドの高級リゾートでゆったり過ごします。
ベントタで南国のビーチリゾートライフを満喫します。朝は白砂のベントタビーチを散策し、ホテルのプールで泳いだり読書をしたりと思い思いに過ごしましょう。

希望者はウォータースポーツに挑戦することもできます(バナナボートやジェットスキー等、ホテルや近隣ショップで手配可)。午後はオプショナルでマングローブ林のボートサファリへ出かけてみましょう。

ベントタ川流域に広がるマングローブの生い茂る水路をボートで巡り、トカゲや水鳥、運が良ければワニなどの生き物を探します。
ジャングルクルーズ気分でスリルと癒しを味わえる人気アクティビティです(所要2時間程度、Captain’s Boat Houseなどで手配可)。ボートサファリから戻ったら、引き続きビーチでの夕日鑑賞やスパトリートメントでリラックスしましょう。
早朝、ホテルを出発して南東部のウダワラウェ国立公園へ向かいます(ベントタから約2.5時間)。

ウダワラウェ公園は特にゾウの生息数が多く、スリランカでも屈指の野生動物保護区です。
朝8時頃からジープサファリに参加し、広大なサバンナで草を食む象の群れや、水辺に集まる水鳥、悠然と歩くイノシシやシカなどを観察します。
乾季には水場にゾウが集中し、至近距離で何十頭ものゾウを見ることもできます。サファリ後は公園周辺のレストランで昼食をとりましょう。
ランチ候補(ウダワラウェ):
- Hungry Monkey – 多国籍メニューを扱うレストラン。カレーやピザ、サンドイッチなどバラエティ豊かで誰でも食べやすい料理が揃っています。
- Restaurant Athgira – ビュッフェとアラカルト両対応のリゾート風レストラン。屋外プールも併設されており、開放感ある空間で食事できます。
昼食後は近隣のホテルにチェックインし、午後は移動とサファリで疲れた体を休めましょう。リゾートのプールで泳いだり、敷地内を散策したりしてリラックスした夜を過ごします。
朝食後、車で南西海岸の世界遺産都市ゴールへ移動します(ウダワラウェから約2時間)。ポルトガルやオランダ統治時代の面影を残すゴール旧市街(ゴール要塞)を観光しましょう。

石畳の小道や歴史的建造物、おしゃれなカフェやショップが立ち並び、散策が楽しいエリアです。
昼は旧市街のレストランでシーフードなどを味わい、午後は旧総督邸を改装した高級ホテルアマンガラで優雅なハイティーを楽しむのもおすすめです。

格式あるサロンで紅茶とスイーツをいただけば、植民地時代にタイムスリップしたような気分に浸れます。観光後はゴールまたは近郊のビーチホテルにチェックインします。
成田空港に朝8:10到着。
モデルコースは以上です。スリランカの多彩な魅力を凝縮したプランの数々、いかがでしたでしょうか?
興味に合わせてプランを選び、ぜひ充実した5泊6日の旅を計画してみてください。
どのモデルコースも工夫次第でアレンジ可能ですので、自分だけの素敵な旅程を作り上げてください。旅の情報が役立ちましたら、ぜひシェアしていただけると幸いです。楽しいスリランカ旅行になりますように!