スリランカ国内で5泊6日タクシーチャーターのモデルコース4選

空港周辺エリア（ネゴンボ／コロンボのホテルを含む）から文化三角地帯の真ん中であるダンブッラ地域へ向けて出発します。最初に見学する世界遺産は、ダンブッラ石窟寺院です。

移動時間の目安は、ネゴンボ発が約3時間、コロンボ発が約3時間半〜4時間となります。

高速道路ではなく山道になるので距離よりも長く感じるかと思います。

道すがら最初にお伝えしているリンクを参考にしてランチをおとりください。

ダンブッラ石窟寺院は、スリランカ最大級の岩窟寺院群で、美しい仏教壁画と多数の石仏群が残る世界遺産です。紀元前１世紀、迫害から逃れた王がこの洞窟に身を隠し、王位奪還後、仏への感謝として寺院を築いたことが起源とされています。

ダンブッラ石窟寺院へは、約364段の階段を上る必要があります。皆様の体力次第ですが1時間から1時間半くらいの観光時間を見ておきましょう。

観光後はスリランカで最も有名なバワ建築のヘリタンスカンダラマへ向かいます。(30分程度)

ヘリタンスカンダラマはカンダラマ湖畔に建つ、建築家ジェフリー・バワ設計のエコラグジュアリーホテル。緑に覆われた建物からシギリヤロックや湖の絶景を望めます。

シーギリヤ地方には3泊します。その期間に本格的なアーユルヴェーダ体験をしたい方はAyugiri Ayuruveda wellness resortがおすすめです。予約の仕方を含めて以下で解説しています。(トリートメントが付いているプランを予約することも可能です。)

2日目は旅のハイライトともいえるシーギリヤロック観光です。シーギリヤロックは観るもよし、登るもよしの観光スポットです。

写真映えを重視したい方はは近年人気急上昇中のピドゥランガラロックに登ります。ヘリタンスカンダラマからピドゥンガラロックまでは50分、シーギリヤロックまでは40分程度です。

両者ともに体力が必要な行程となります。シーギリヤロックの階段数は1200段前後、ピドゥランガラロック頂上までは、およそ500段ほどの階段を登ることになります。

観光時間はシーギリヤロックで3時間、ピドゥランガラロックで1時間半から2時間となります。

ランチをとって休憩した後に、午後はスリランカならではの動物とのふれあい体験です。ダンブッラ、ハバラナ地域には以下の3つのサファリ又はエコパークが隣接して存在しています。

✔︎ミンネリア国立公園
✔︎カウドゥッラ国立公園
✔︎フルルエコパーク

この地域ではエレファントギャザリング(象の大集合)を観ることができますが、各サファリを移動しているので時期と、その時の環境によってエレファントギャザリングが見れる場所は異なります。

ミンネリア国立公園のエレファントギャザリング(象の大集合)がみれる期待値が高いのは7月から9月です。カウドゥッラ国立公園は8月から10月です。フルルエコパークは2月から6月がシーズンです。

プラチナプランで弊社を通じてジープツアーをご予約いただく場合、専属ドライバーも同乗し、道中さまざまなご案内や解説を行います。ワイルドなサファリ体験の後は、前日と同じホテルにご宿泊いただきます。

3日目は3つ目の世界遺産観光をします。

アヌラーダプラは、紀元前から栄えたスリランカ最古級の王都で、仏教伝来の地として知られます。仏歯寺の前身やボーディー樹、無数の仏塔や石柱群が点在し、古代シンハラ王朝の信仰と都市計画を今に伝える世界遺産の聖地です。

ポロンナルワは、チョーラ朝支配後に建設された中世シンハラ王朝の都で、計画都市としての美しさが特徴です。ガル・ヴィハーラの巨大な石仏群や王宮跡、水利施設跡などが残り、洗練された建築様式と高度な土木技術を示す世界遺産の遺跡都市です。

アヌラーダプラ並びにポロンナルワまで片道1時間半、往復で3時間の行程になります。

観光が終わったら、再び連泊しているホテルへ戻っていきます。

3日間宿泊したホテルをチェックアウトして南下して一路、キャンディ(Kandy)に向かいます。

シーギリヤからキャンディの道程にあるマータラのスパイスガーデンによるのも一興です。マータレーはスリランカ屈指のスパイス産地で、シナモンやコショウ、カルダモンなどの畑を見学できます。

特に「National Spice Garden」や「Ranweli Spice Garden」では、ガイド付きで栽培方法やアーユルヴェーダでの使い方を学べ、スパイスの試飲・購入も楽しめます。

キャンディについた後はホテルにチェックインしましょう。候補となるホテルは以下となります。

ホテル名	ロケーション	目安料金帯（1泊2名）
アールズ・リージェンシー （Earl’s Regency）	キャンディ中心部から車で約10〜15分、丘の上のリゾート	おおよそ 2.5〜6万円前後
キングス・パビリオン （Kings Pavilion）	キャンディ市街を見下ろす丘陵地、中心部から車で約10分	おおよそ 4〜9万円前後
サンタニ・ウェルネス リゾート＆スパ （Santani Wellness Kandy）	キャンディから車で約1時間、山奥の自然に囲まれたウェルネスリゾート	おおよそ 6〜12万円前後（プログラム内容により変動）

その後に世界遺産のキャンディ仏歯寺を巡ります。

キャンディ仏歯寺（スリ・ダラダー・マーリガーワ）は、ブッダの犬歯の仏舎利を安置するスリランカ最重要の仏教寺院で、世界遺産にも登録されています。

王宮跡の一角にあり、1日3回の礼拝儀式(プージャ)や、夏のエサラ・ペラヘラ祭では華やかな行列が行われ、多くの巡礼者と観光客で賑わいます。

18時半からのプージャの時間に合わせて訪れるのがよいかと思います。プージャは仏歯を入れている箱を参拝することが可能です。

茶畑で有名なヌワラエリアへ向かいます。11時頃にキャンディ発、ナヌオヤ(ヌワラエリアの駅)への列車に乗り込みます。

紅茶列車は公式サイトでは予約が難しいので、基本的には以下のサイトで予約するのがよいでしょう。若干公式よりは高いですが日本の特急列車に比べても割安な金額(5000円以内)で予約可能です。

→12asia.go

予約が取れない場合は途中のガンポラ駅までチャーター車で移動し、そこからドライバーに3等車のチケットを購入してもらいましょう。立ち席になる可能性もありますが列車にのりナヌオヤまでの区間を列車の車窓から楽しむことができます。

ヌワラエリアは標高約1,800mの高原リゾートで、紅茶畑が広がる「リトルイングランド」。涼しい気候とコロニアル建築、茶園巡りが魅力です。

宿泊先はヘリタンスティーファクトリーがおすすめです。同ホテルは紅茶工場を改装したホテルで清潔感もあり食事も美味しく自信を持って勧められる素晴らしいホテルです。

同ホテルでは茶積み体験や紅茶工場見学、ハイティー(アフタヌーンティー)も経験できます。事前に予約することができるのも魅力的なポイントです。

→ 茶積みやハイティーの予約ページ

フライトの時間が夜で時間があればコロンボ観光を行い空港に向かいましょう。

空港周辺エリア（ネゴンボ／コロンボのホテルを含む）から最初に見学する世界遺産は、ダンブッラ石窟寺院に向けて移動します。

高速道路ではなく山道になります。時間は3時間半程度を見込んでおきましょう。

ダンブッラ石窟寺院は、黄金の仏像と極彩色の天井画が並ぶ荘厳な石窟寺院。静寂と信仰が満ちる世界遺産の聖地です。

紀元前１世紀、迫害から逃れた王がこの洞窟に身を隠し、王位奪還後、仏への感謝として寺院を築いたことが起源とされています。

ダンブッラ石窟寺院へは、400段近い階段を上る必要があります。皆様の体力次第ですが1時間から1時間半くらいの観光時間を見ておきましょう。

観光後はスリランカで最も有名なバワ建築のヘリタンスカンダラマへ向かいます。(30分程度)

疲れた方はスターバックスに似た作りのCafe de sky larkで休憩するのもよいかと思います。

以下の記事で紹介しています。

スリランカの森とカンダラマ湖に沿うように細長く建てられたエコラグジュアリーホテルです。

建物は岩肌に溶け込み、外壁や屋上は緑に覆われ、インフィニティプールやロビーからジャングルと湖が一望できる、自然一体型の設計が特色です。バワホテルの傑作です。

ヘリタンスカンダラマには3泊します。

2日目は早朝から最も有名な世界遺産であるシーギリヤロックに登る、またはピドゥランガラロックから見ます。

シーギリヤロックは1200階段で、ピドゥランガラロックでも500階段を登るので前日はゆっくり休んだ上で臨みましょう。ヘリタンスカンダラマからピドゥンガラロックまでは50分、シーギリヤロックまでは40分程度です。

観光時間はシーギリヤロックで3時間、ピドゥランガラロックで1時間半から2時間となります。シーギリヤロックの場合は朝7時から8時、ピドゥランガラロックは朝8時から9時にホテルを出発するのがよいでしょう。

ランチ休憩をとった後は午後からサファリ(エコパーク)を楽しむことになります。この地域のサファリ(エコパーク)は3つあり象の大群をみることができるので大変人気の地域となっています。

✔︎ミンネリア国立公園
✔︎カウドゥッラ国立公園
✔︎フルルエコパーク

3日目は3つ目の世界遺産観光をします。候補はアヌラーダプラとポロンナルワの2つです。

アヌラーダプラ並びにポロンナルワまで片道1時間半、往復で3時間の行程になります。

3日間宿泊したヘリタンスカンダラマを後にしてネゴンボのアーユルヴェーダホテルへ向かいます。3時間半の道のりになります。

Jetwing Ayuruveda Pabilionsは名前から分かる通りスリランカの名財閥であるJetwingグループが経営するアーユルヴェーダ専門のホテルです。

到着した日または翌日のチェックアウト日のどちらかに90分間の本格的なトリートメントを受けることができます。

当日または翌日の出発までにトリートメントを受けて疲れをとりましょう。

Jetwing Ayuruveda Pabilionsのホテルから、南西部に向かいます。

まず、目指すは世界遺産Galleです。移動時間は高速道路を使用しますが合計で3時間程度の時間がかかります。

ゴールはスリランカ南西部の港町で、オランダ要塞都市として世界遺産に登録されています。

城壁や灯台、石畳の街並みにヨーロッパと南アジア文化が融合し、海風と歴史情緒あふれる風景が広がる場所です。

夕刻にはGalle市内のアマンガラでアフタヌーンティーを堪能するのもよいでしょう。

→ アマンガラのDining

観光後は南西部のゴール近郊のミリッサ、ヒッカドゥワ、ベントータなどのビーチリゾートに宿泊します。

それぞれのビーチの魅力は以下でお伝えしています。

12月から3月にミリッサ(Mirissa)に宿泊した方は朝6時頃から開催されているホエールウォッチングに参加するのもよいかと思います。

ツアーの予約方法などについては以下でまとめています。

ベントータに宿泊している方はベントータから、その他のビーチリゾートに宿泊している方はゴールからコロンボの列車に乗り海外列車の景色を楽しむのもよいかと思います。

紅茶列車と並んで非常に素晴らしい景色を見ることができる区間であると有名です。

海岸鉄道は以下のサイトで予約することができます。

→ 12asia.go

その後、時間があれば軽くコロンボを観光して空港へ向かいましょう

空港周辺エリアから世界遺産が集中する文化三角地帯に向けて出発。

旅の最初に訪れる世界遺産はダンブッラ石窟寺院です。

所要時間はネゴンボからは3時間、コロンボからは3時間半から4時間はかかります。

ダンブッラ石窟寺院は紀元前1世紀頃に王が岩窟を寺院として整えたのが始まりとされる世界遺産です。

5つの石窟に色鮮やかな壁画と多数の仏像が並び、黄金仏塔とともに静寂と信仰の雰囲気を味わえる聖地となっています。

ダンブッラ石窟寺院は階段を300段以上登ります。翌日のシーギリヤロックでは1200段近く階段を登るので良い練習となります。

観光後はスリランカで最も有名なバワ建築のヘリタンスカンダラマへ向かいます。(30分程度)

ヘリタンスカンダラマはジャングルとカンダラマ湖に寄り添うように造られたエコラグジュアリーホテルです。岩山と一体化した建築とインフィニティプールが象徴的です。

2日目はスリランカのハイライトともいえるシーギリヤロック観光を早朝から行います。シーギリヤロックは観るもよし、登るもよしの観光スポットです。

写真映えを重視したい方はは近年人気急上昇中のピドゥランガラロックに登ります。ヘリタンスカンダラマからピドゥンガラロックまでは50分、シーギリヤロックまでは40分程度です。

両者ともに体力が必要な行程となります。シーギリヤロックの階段数は1200段前後、ピドゥランガラロック頂上までは、およそ500段ほどの階段を登ることになります。

観光時間はシーギリヤロックで3時間、ピドゥランガラロックで1時間半から2時間となります。

ランチをとって休憩した後に象の群れをみるためにサファリでジープツアーに乗り込みます。(ジープツアーは弊社ドライバー経由で手配可能です。)

✔︎ミンネリア国立公園
✔︎カウドゥッラ国立公園
✔︎フルルエコパーク

この地域ではエレファントギャザリング(象の大集合)を観ることができますが、各サファリを移動しているので時期と、その時の環境によってエレファントギャザリングが見れる場所は異なります。

ミンネリア国立公園のエレファントギャザリング(象の大集合)がみれる期待値が高いのは7月から9月です。カウドゥッラ国立公園は8月から10月です。フルルエコパークは2月から6月がシーズンです。

サファリの後はヘリタンスカンダラマへ戻り休息します。

2日間宿泊したホテルをチェックアウトして古都キャンディに向かいます。

キャンディはスリランカ最後の王都で、仏陀の歯が納められた仏歯寺を中心とする世界遺産都市です。山々と湖に囲まれた涼やかな高原の町で、仏教文化と王朝の歴史が色濃く息づいています。

時間があればキャンディ近郊のゲガラマ紅茶工場を訪れるのもよいかと思います。紅茶ができるまでの工程について説明を受け、最後に土産を購入することができます。

キャンディについた後はホテルにチェックインしましょう。候補となるホテルは以下となります。

ホテル名	ロケーション	目安料金帯（1泊2名）	向いているタイプ
アールズ・リージェンシー （Earl’s Regency）	キャンディ中心部から車で約10〜15分、丘の上のリゾート	おおよそ 2.5〜6万円前後	王道なリゾート型シティホテルを選びたい人・初スリランカの人に。
キングス・パビリオン （Kings Pavilion）	キャンディ市街を見下ろす丘陵地、中心部から車で約10分	おおよそ 4〜9万円前後	カップル・ハネムーンなど、静かなラグジュアリー重視派に。
サンタニ・ウェルネス リゾート＆スパ （Santani Wellness Kandy）	キャンディから車で約1時間、山奥の自然に囲まれたウェルネスリゾート	おおよそ 6〜12万円前後（プログラム内容により変動）	心身リトリート目的の滞在、長めステイで整えたい人向け。

その後に世界遺産のキャンディ仏歯寺を巡ります。

キャンディ仏歯寺（スリ・ダラダー・マーリガーワ）は、仏陀の歯が安置されるスリランカ仏教の最高聖地として世界遺産に登録されています。

王朝時代から厚い信仰を集め、黄金装飾の本堂や儀式が今も受け継がれる。キャンディ湖を望む荘厳な境内は、宗教と王権が融合した歴史文化を象徴しています。

18時半からのプージャの時間に合わせて訪れるのがよいかと思います。プージャは仏歯を入れている箱を参拝することが可能です。

キャンディを後にして紅茶の景色を堪能しにいきます。

紅茶列車にのるために11時頃キャンディ発、デモダラへの列車に乗ります。(ナインアーチブリッジを列車で渡るためにはエッラの次の駅であるデモダラ駅まで乗る必要があります。)

紅茶列車は以下のサイトで予約することができます。早期に売り切れるので少なくとも1ヶ月以上前には予約の手配をしましょう。

→12asia.go

予約が取れない場合は途中のバンダラウェラ駅（Bandarawela）までチャーター車で移動し、そこからドライバーに3等車のチケットを購入してもらい列車にのり1時間ほどのデモダラ駅までの区間を列車の車窓から楽しむことになります。

デモダラ駅に着いたらエッラに戻りホテルへチェックインします。おすすめのホテルは以下です。

ホテル名	特徴	ロケーションのポイント
98 Acres Resort & Spa	98エーカーの茶園の中に建つ山岳リゾート。全室コテージスタイルでテラスからの眺望が素晴らしく、プールやスパも併設。リトル・アダムスピーク側の景色が特に有名。	エッラ中心からやや離れた丘の上。リトル・アダムスピークやジップラインに徒歩圏で、静かに過ごしたい人向け。
The Secret Ella	元ティープランターのバンガローを改装した、10エーカーの茶園にある小規模高級ホテル。クラシカルな内装と現代的な快適さを兼ね備え、プールや広い庭もあり、ゆったり滞在型向き。	丘の上から有名なナインアーチブリッジを見下ろせるロケーション。エッラの町へは車でアクセス。

エッラからGalleに移動します。エッラからGalleまでは3時間半から4時間の時間を要します。

ゴールは南西海岸にある港町で、オランダ植民地時代の要塞都市としての街並みが残る世界遺産。灯台や城壁、石畳の路地にカフェやショップが並び、海風と歴史情緒を同時に味わえるのが特徴です。

Galleもプラチナプランであれば観光資格を有するドライバーが説明を加えます。

観光後はGalle近郊のミリッサ、ヒッカドゥワ、ベントータなどのビーチリゾートに宿泊します。

ホエールウォッチングを体験したい方はミリッサに宿泊するのがおすすめです。早朝6時からホエールウォッチングができるツアーが何個もでています。

ツアーの予約方法などについては以下でまとめています。

ベントータに宿泊している方はベントータから、その他のビーチリゾートに宿泊している方はGalleからコロンボの列車に乗り海外列車の景色を楽しむのも良いかと思います。

海岸鉄道は以下のサイトで予約することができます。

→ 12asia.go

コロンボのフォート駅でピックアップしてもらい空港へと向かいましょう。

空港周辺エリア（ネゴンボ／コロンボの各ホテルを含む）を出発し、文化三角地帯へ向かいます。
最初に見学する世界遺産はダンブッラ石窟寺院です。

移動時間の目安は、ネゴンボ発の場合が約3時間、コロンボ発の場合はおよそ3時間半〜4時間となります。
道中では、あらかじめご案内しているリンクを参考に、途中のレストランで昼食をおとりください。

ダンブッラ石窟寺院は、スリランカ最大規模の石窟寺院群で、紀元前1世紀から信仰が続く世界遺産です。五つの石窟には多数の仏像や壁画が残り、鮮やかな彩色と壮麗な空間が特徴です。

歴代王の庇護を受け発展したこの聖地は、仏教美術と歴史を体感できる貴重な場所です。

ダンブッラ石窟寺院は階段を400段近く登ります。観光を含めると1時間から1時間半程度を見込んでおきましょう。足の露出は許されておらず長いスカートまたは長ズボンを持参するのを忘れないようにしましょう。

これは他の寺院でも同じです。

観光後はスリランカで最も有名なバワ建築のヘリタンスカンダラマへ向かいます。(30分程度)

3日間宿泊したホテルをチェックアウトして古都キャンディに向かいます。

途中でマータラのスパイスガーデンに立ち寄るのも一興です。

マータレーのスパイスガーデンは、シナモンやクローブ、コショウなどスリランカ特産の香辛料や薬草を見学できるスポットです。栽培方法や効能の説明を聞きながら、実際に香りを確かめられる体験型の観光地です。

候補となる施設は以下となります。

名称	場所	特徴・見学内容	補足
Euphoria Spice and Herbal	マータレー県マダワラ・ウルポータ（Arunaloka Farm, Kandy Road沿い）	スパイスガーデンのガイドツアーに加え、スパイスやハーブの解説、スパイスショップ、レストランでのスリランカ料理デモンストレーションなどが楽しめる。	マータレー中心部から約15.7km（車で約20分）。観光ツアーにもよく組み込まれる定番スポット。
Arunalu Spice Garden	マータレー県マダワラ・ウルポータ（No.80, Madawala Ulpatha, Matale）	入場料は少額。ナツメグやコショウ、クローブ、シナモンなど多様なスパイスの栽培・加工を学べ、園内見学後はスパイスやハーブ製品、コスメの購入やアーユルヴェーダマッサージも可能。	比較的静かで、農園らしい雰囲気を味わいながらゆっくり見学・体験したい方向け。

キャンディについた後はホテルにチェックインしましょう。候補となるホテルは以下となります。

ホテル名	ロケーション	目安料金帯（1泊2名）	向いているタイプ
アールズ・リージェンシー （Earl’s Regency）	キャンディ中心部から車で約10〜15分、丘の上のリゾート	おおよそ 2.5〜6万円前後	王道なリゾート型シティホテルを選びたい人・初スリランカの人に。
キングス・パビリオン （Kings Pavilion）	キャンディ市街を見下ろす丘陵地、中心部から車で約10分	おおよそ 4〜9万円前後	カップル・ハネムーンなど、静かなラグジュアリー重視派に。

その後に世界遺産のキャンディ仏歯寺を巡ります。

キャンディの仏歯寺は、仏陀の犬歯が祀られているスリランカ随一の聖地で、世界遺産キャンディ旧市街の中心となる寺院です。

金色の仏歯舎利容器が安置され、1日3回のプージャ（礼拝式）では太鼓や法要が行われます。国内外から多くの巡礼者が訪れ、信仰と伝統文化が息づく場所です。

18時半からのプージャの時間に合わせて訪れるのがよいかと思います。プージャは仏歯を入れている箱を参拝することが可能です。

11時頃キャンディ発、デモダラへの列車に乗ります。(ナインアーチブリッジを列車で渡るためにはエッラの次の駅であるデモダラ駅まで乗る必要があります。)

紅茶列車は以下のサイトで予約することができます。公式サイトでは予約は即埋まって取るのが難しいので12Go.asiaでの予約を試みましょう。

→スリランカ鉄道公式サイト
→12asia.go

予約が取れない場合は途中のバンダラウェラ駅（Bandarawela）までチャーター車で移動し、そこからドライバーに3等車のチケットを購入してもらい列車にのりデモダラまでの区間を列車の車窓から楽しむことになります。

デモダラ駅に着いたらエッラに戻りホテルへチェックインします。おすすめのホテルは以下です。

ホテル名	特徴	ロケーションのポイント
98 Acres Resort & Spa	98エーカーの茶園の中に建つ山岳リゾート。全室コテージスタイルでテラスからの眺望が素晴らしく、プールやスパも併設。リトル・アダムスピーク側の景色が特に有名。	エッラ中心からやや離れた丘の上。リトル・アダムスピークやジップラインに徒歩圏で、静かに過ごしたい人向け。
The Secret Ella	元ティープランターのバンガローを改装した、10エーカーの茶園にある小規模高級ホテル。クラシカルな内装と現代的な快適さを兼ね備え、プールや広い庭もあり、ゆったり滞在型向き。	丘の上から有名なナインアーチブリッジを見下ろせるロケーション。エッラの町へは車でアクセス。
Nine Skies	5室のみの高級ティーバンガロー。プール、ガーデン、専属バトラーサービスなどを備えたオールインクルーシブに近い滞在が可能。山と茶畑の景色が魅力。	デモドラ駅近くの茶園の丘に位置し、エッラ中心部までは車で約15分。トレッキングや列車観光の拠点としても便利。

エッラ近郊を観光します。軽いトレッキングをするならリトルアダムスピークが人気です。

ジェットコースターなどが好きな方はフライング・ラワナでの空中滑走を楽しんでもいいかもしれません。

観光名所	概要	エッラ中心部からの距離（目安）
リトル・アダムスピーク	比較的登りやすい丘で、茶畑とエッラ渓谷のパノラマが楽しめる人気ハイキングコース。	トレイル入口まで約2〜3km＋頂上まで片道約1km
エッラ・ロック	しっかり歩きたい人向けの本格ハイキング。山頂から渓谷と山並みを見渡せる絶景ポイント。	登山口（キタラエッラ駅付近）まで約4km、その先往復で約8〜12kmのハイキング
ラワナ滝（Ravana Falls）	高さ約25mの迫力ある滝。道路沿いから間近に眺められ、暑い日のクールダウンに人気。	約6〜7km（
ラワナ洞窟	叙事詩『ラーマーヤナ』ゆかりとされる洞窟。急な石段を登った先にある小さな史跡。	約2km
フライング・ラワナ (Flying Ravana Adventure Park)	リトル・アダムスピーク麓のアドベンチャーパーク。全長約500m超のジップラインで渓谷上空を滑空。	約4km

その後、翌日のヤーラ国立公園の早朝からのサファリに備えてヤーラ近郊のホテルに宿泊します。

ホテル名	目安価格帯（1泊2名・USD）	ヤーラ国立公園までの距離・立地	特徴・向いているタイプ
Hilton Yala Resort	おおよそ USD 300台後半〜(1泊約5万円〜	公園の入口から約3km（車で数分）、インド洋を望む海沿いロッジ型リゾート	モダンでスタイリッシュな客室と広いプール、スパ完備。サファリ＋リゾート感＋ホテルブランドの安心感を重視する人に最適。
Jetwing Yala	USD 200台前後〜(1泊3万円〜	約38エーカーの広大な敷地で、公園まで車で約10分、ビーチにも面したロケーション	大きなインフィニティプールやスパ、エコ＆サステナビリティに力を入れたリゾート。海もプールも楽しみつつ、価格を少し抑えたい人向き。
Cinnamon Wild Yala	一般的な宿泊単価 USD 150〜200台（「平均$189」「1泊約￥3〜3.5万」など）	公園入口まで車で約5分。ジャングルとラグーンに囲まれたロッジスタイル	独立したシャレー（コテージ）タイプで、野生動物が敷地内に現れることも。プールやバーなど設備も充実し、「雰囲気の良いリゾート＋価格もそこそこ」にしたい場合にバランスが良い。

スリランカ最大の国立公園であるヤーラ国立公園を早朝6時からジープサファリでじっくり7時間ほど楽しみます。

その後、夕方にビーチリゾートのミリッサに向かって約2時間移動します。

ミリッサのホテルについては以下の記事を参考にしてください。

12月から3月にミリッサに宿泊している方は早朝にホエールウォッチを行うのもよいでしょう。

ツアーの予約方法などについては以下でまとめています。

その後、飛行機までの時間がある方は世界遺産Galleの観光を行いましょう。

ゴール観光は軽くみるのであれば1時間から1時間半あれば十分です。じっくり見たい方は3時間ほどの時間を考えておきましょう。

ゴールから空港までは3時間ほどですので、ご自身のフライトの時間を考えながら最後の観光を行うのがよいかと思います。