ユイランカミーのお客様からご質問が多く寄せられているスリランカのサイクロンについて日本時間11月30日時点の情報を共有したいと思います!



現地のドライバーと密に連絡を取って得ている情報なので、最新かつ最も現地の実態が把握できる内容となっているかと思います!
インド洋で発生したサイクロン「ディトワ」に伴う記録的豪雨により、スリランカで大規模な洪水と地滑りが発生しています。現時点ではディトワはスリランカを離れインド湾を北上しています。





最も大変な時期は過ぎましたが、現状は復旧の最中という状況です
現地当局によれば、11月30日現在、全国で少なくとも約193名の死亡が確認され、行方不明者は220名以上にのぼっています。被災者の数は膨大で、20,000棟以上の住宅が倒壊・浸水し、約12万2千人が学校などに設けられた公的避難所に身を寄せています。
この記事では、現在の現地の状況、日本からの渡航可否、特に危険とされる地域、交通インフラへの影響について、最新情報を詳しく解説します。



ちなみに11月30日時点での道路開通状況は以下となっています。本文中にも掲載してますが取り急ぎ共有させていただきますね!





現在走行不可能なエリアについては1週間程度通行ができない可能性があります。



また、キャンディからエッラまでの紅茶列車は2週間ほど不通となる見込みであると現地から情報をいただいています。



あくまで断定はできませんが、年末のお客様が旅行する時期には道路も列車も回復する見込みです!(あくまで現時点での情報なのは留意してください。)
現在のスリランカの状況
被災した地域ではいまなお救助・復旧活動が続けられており、一部地域では洪水水位が上昇しています。
豪雨は発生から数日が経過した11月29日時点で首都圏など多くの地域で小康状態となりましたが、北部では依然として断続的な雨が続き、サイクロンの残留影響による降雨が残っています。



北部を旅行される方はほぼいらっしゃりません。過去24時間の累積だとキャンディ周辺が少し雨が降っていますが、その他の地域では基本的に小雨という状況になっています。





上記の図は過去24時間の累積です。現時点の雨雲をみると全域で雨はおさまっている状況となっています。


→最新の雨雲レーダーはこちら



ただ、豪雨の影響で各地の河川や貯水池は氾濫状態にあり、国内の約3割にあたる地域で停電が発生しています。
とりわけ首都コロンボを流れるケラニ川は29日夜に堤防を超えて氾濫し、周辺住民数百人に避難命令が出されました。スリランカ軍は陸海空の約25,000人規模で被災地に投入され、舟艇やヘリコプターによる救助・物資輸送活動に当たっています。
ただ、避難住人の規模が数百人と少ないことから分かる通り、あくまでケラニ川沿の低地に住んでいる方のみが避難対象となっているだけで首都コロンボの首都機能は健全に機能しています。



この地域では例年12月は乾季であるため、今後は概ね晴れまたは時々曇りで、一時的なにわか雨程度が見込まれます。



今後2週間は、西海岸および南海岸では比較的乾燥し暖かい天候が続く見込みです。
雷雨は局地的なものに限られると予想されています。洪水の水は引き続き排水されており、11月30日時点の予報では、この地域で新たな大雨イベントは見込まれていません!
日本からの渡航は可能か
結論から言えば、可能ではありますが場所によっては移動が制限される状況になっています。



ただ、現地スリランカ政府は状況が現在よりもひどい11月28日時点で、旅行者にとって安全であると述べています!
However, local authorities said on November 28 that Sri Lanka remains safe for tourists. The situation is being closely monitored, and major tourist destinations are operating as usual, with hotels, transport services, and attractions continuing without disruption.(参照)
日本語訳
スリランカ政府は、洪水からの復旧が進行中であるものの、国は依然として観光客にとって安全な旅行先であることを強調しています。主要な観光地、ホテル、交通機関は稼働しているものの、鉄道運行や国立公園の開園時間など、一部のスケジュールは平常化まで遅延が生じる可能性があります。
状況は改善しているものの、一部の地域での移動が制限されるという状態となっています。



実際、弊社の利用客でもヌワラエリヤからコロンボの道が閉鎖され、ホテルで待機している方もいらっしゃいます。



通信が落ちているので連絡が取れず不安でしたが、ドライバーがスターリンク経由で無事である旨を連絡してきてくれました!



日本人と現地の統括がいるからこそ、このような災害の局面で柔軟にかつ安全確認ができるのもお客さんに対する大きな価値の1つとなっています。
現在、複数のお客様がランカミーを利用してスリランカを旅行中ですが上記のヌワラエリヤで足止めを受けている方を除いて旅行を遂行できている状況です。



ヌワラエリヤからコロンボまでの通路が開通し次第、空港に送迎するという状況になっています!
サイクロンの影響を受けたスリランカの地域毎の状況



現在の地域毎の状況をまとめたものが以下となります。



サイクロンが過ぎ去り状況が改善してきています!
| 地域 | 現在の状況(サイクロンの影響) | 短期予報(今後2〜4週間) | 旅行アドバイス・備考 |
|---|---|---|---|
| 西部および南部海岸コロンボ、ゴール等 | – 洪水: コロンボおよび周辺地域では大きな洪水が発生し(ケラニ川が氾濫)、低地では道路が冠水しました。一部の南部沿岸の町でも浸水が報告されています。 – 交通障害: BIA空港では複数便がダイバートしましたが、運航は徐々に平常化しつつあります。道路も冠水していた箇所はありますが、洪水の引きに伴い通行可能になりつつあります。 | – 天候の改善: 11月30日までに降雨は多くの地域でほぼ収束しました。この地域では例年12月は乾季であるため、今後は概ね晴れまたは時々曇りで、一時的なにわか雨程度が見込まれます。 – 予測: 今後2週間は、西海岸および南海岸では比較的乾燥し暖かい天候が続く見込みです。雷雨は局地的なものに限られると予想されています。洪水の水は引き続き排水されており、11月29日時点の予報では、この地域で新たな大雨イベントは見込まれていません。 | – 注意喚起: コロンボ周辺では水位が安定したことから緊急の洪水警報は解除され始めていますが、低地の住宅地では引き続き注意が必要です。空港へは、冠水が残る一般道を避けるためにコロンボ〜カトゥナーヤカ高速道路の利用が推奨されています。 – 旅行: 一般的な渡航禁止は出ていません。スリランカ観光局のホットライン 1912 が24時間、最新情報を提供しています。引き続き冠水エリアを避け、現地の警告・指示に従う必要がありますが、コロンボ市内やゴール要塞など主要観光地は営業・受け入れ可能な状態です。 |
| 中央高地キャンディ、ヌワラエリヤ、エッラ | – 地滑り・豪雨: この地域は24時間で200mm超の降雨に見舞われるなど、特に大きな被害を受けました。キャンディ、ヌワラエリヤ、バドゥッラ各県で地滑りが発生し、死傷者や道路閉鎖が多数発生しました。山間部の道路は土砂や落石でふさがれ、キャンディ〜エッラ間など一部の鉄道路線は一時運休となりました。- 現在の状況: 11月末時点で雨は弱まり、復旧作業が進んでいますが、山間の一部僻地は依然としてアクセス困難です。急斜面の地盤安定性が懸念されており、作業員が土砂の撤去や斜面の安全確認を行っています。 | – 天候見通し: 12月に向けて、にわか雨は大幅に減少すると予想されています。今後数週間は、涼しく、概ね曇りがちで、ときどき弱い雨が降る程度と見込まれます。高地ではモンスーン由来の断続的なにわか雨は続く可能性がありますが、現時点では長時間続くような豪雨は予報されていません。- リスク: 地盤が飽和状態であるため、今後再び強い雨が降った場合には地滑りリスクが残っています。NBRO(National Building Research Organization)が降雨量の基準を超えた際には地滑り警報を発出する可能性があります。旅行者は、雨天時に一時的な道路封鎖や迂回が発生することを想定しておく必要があります。 | – 注意喚起: 出発前に道路状況を確認してください。ヌワラエリヤやエッラへ向かう主要ルートでは、土砂撤去作業の影響で遅延が生じる可能性があります。防災当局(Disaster Management Centre)は旅行者に対し、斜面や地滑り危険箇所近くなどの「危険な場所にはとどまらないように」と呼びかけています。茶畑の地域を訪問する場合は、行程に余裕を持った柔軟なスケジュールが望まれます。 – 旅行: ホートンプレインズなどの観光地は、嵐の期間中は閉鎖されていました。安全が確認され次第再開されますので、現地当局または1912ホットラインで最新情報を確認してください。夜間は冷え込むため防寒着が必要であり、時折のにわか雨に備えて雨具も必携です。総じて、12月中旬までには高地は快適な気候(涼しく緑豊かな景観)となり、日々状況は改善していくと見込まれます。 |
| カルチャートライアングル(文化三角地帯)シギリヤ、ポロンナルワ、アヌラーダプラ | – 洪水: 北中部平野では、場所によって深刻な洪水が発生しました。ポロンナルワおよびアヌラーダプラ県では、河川・貯水池の氾濫が発生し、ポロンナルワの橋では人々が取り残され、空輸救助が行われました。シギリヤ周辺や低地の村落など、一部の遺跡エリアも水没しました。 – 影響: 取り残された旅行者の救助活動が行われ(アヌラーダプラでは観光客を含むグループが救助されています)。11月末時点で洪水は徐々に引きつつありますが、二次道路の一部は依然として水に浸かったままの箇所があります。 | – 天候見通し: この地域は中間気候帯に位置するため、12月初旬には特に午後を中心に散発的なにわか雨が見込まれます。モンスーンの「尾」が今後数週間は雨をもたらす可能性があります。ただし、ディトワ通過後については極端な豪雨は予測されておらず、典型的なモンスーン性の雨(短時間の強い降雨→その後は回復)が中心となる見込みです。 – 気温: 日中の最高気温は概ね28〜30℃程度と暖かく、12月中旬以降はモンスーンの影響が弱まり、乾燥傾向が期待されています。にわか雨の合間には晴れ間も見込まれます。 | – 注意喚起: 引き続き現地の気象警報を確認してください。雷雨が続く場合、河川や貯水池周辺では鉄砲水などの危険があるため注意が必要です。DMCによる洪水警報(例:カラオヤ川やマハウェリ川の水位警戒)には従うべきです。雷雨時には落雷の危険があるため、シギリヤ・ロックへの登頂は控え、できる限り午前中の比較的安定した時間帯に訪問することが推奨されます。 – 旅行: シギリヤ岩要塞やダンブッラ石窟寺院など主要な文化遺産は開館中ですが、アクセス道路の一部に損傷がある可能性があるため事前確認をおすすめします。観光当局は、主要観光地は概ね平常通り運営されているとしています。洪水後は蚊が増えやすいため、蚊よけ対策(虫除けスプレー等)も重要です。 |
| 南部・南東部ヤーラ国立公園、ハンバントタ、カタラガマ | – サイクロンの影響: ヤーラおよびその周辺の南東部地域では、強い雨と風が観測されました。一部の園内インフラやアクセス道路が影響を受けています。安全確保のため、サイクロン襲来中はヤーラ国立公園(ブロック1〜5)が閉鎖されました。その他、クマナ国立公園(東部)などの野生動物保護区も同様に閉園となりました。低地の沿岸部では一部浸水がありましたが、ハンバントタ周辺は地形が比較的平坦なこともあり、水は比較的早く引いています。 – 現在: 11月30日までに、南端部の降雨はかなり弱まりました。ヤーラ国立公園のブロック6(訪問者の少ないセクター)は引き続き開園しており、部分的な復旧が進んでいることを示しています。野生動物保護当局は道路や園内トレイルの安全確認を進めています。 | – 天候見通し: この地域はモンスーン終盤にあたり、今後は天候の改善が見込まれます。今後2週間は、概ね乾燥して暑い日が続き、ときどき局地的なにわか雨が降る程度と予測されています。例年、12月はヤーラでのサファリに適した時期であり、雨が収まることで水場周辺に動物が集まりやすくなります。予報でも新たな大きな擾乱は示されておらず、基本的には晴れ間が多く、時折雨といった傾向が想定されています。 – 補足: 北東モンスーンによるにわか雨が南東部まで及ぶ場合もありますが、その場合でも短時間で収まると見込まれます。12月の降水量は、11月に比べて全体的に少ない傾向にあります。日中の最高気温は約30℃、夜間は24℃前後です。 | – 注意喚起: ヤーラ国立公園は、道路が安全と判断され次第、全面再開が期待されています。訪問前に公園当局やツアー会社へ最新情報を確認してください。園内ではレンジャーの指示に従い、ぬかるみが残るトラックが閉鎖されている場合には無理に侵入しないことが重要です。ヤーラのコンディションが悪い場合には、ウダワラウェ国立公園やブンダラ国立公園などの代替先も検討できます。これらも復旧途中ですが、12月中には訪問可能な状態が見込まれます。 – 旅行: 南海岸全体について、大きな渡航警告は出ていません。南部の主要道路およびハンバントタへ向かう高速道路も開通しています。サイクロンによる高波の影響で海が荒れている場合には遊泳は避けるよう、観光客に注意喚起がなされています。ビーチでは常に現地の安全旗(フラッグ)に従ってください。総じて南部地域は、12月初旬までには観光客受け入れがほぼ整うとみられ、野生動物観察ツアーでわずかな遅延が生じる程度と考えられます。 |
被害が最も深刻なのは、スリランカ中央高地の山岳地域およびその周辺です。


通行不能な道路などもあり、特に甚大な被害をうけたキャンディからヌワラエリヤやエッラまでのエリアへの観光は現状は難しい状況となっています。



このエリアの道路はまだ復旧できていませんが、現地ドライバーの話では1週間程度で回復するだろうとの話を聞いています。年末のお客様などは心配する必要は現時点ではないかと思います!



ただ、紅茶列車に関しては2週間ほど復旧に要するだろうとのことです。現状では最初にお伝えした通り、年末には間に合う想定ではあります。(断定はできません)
交通インフラへの影響
今回のサイクロン被害により、スリランカ国内の鉄道・道路網は各地で寸断されています。山岳地帯を走る鉄道は各所で土砂崩れや倒木により線路が塞がれ、列車の運行は一時全面的に停止しました。
現状、コロンボからシーギリヤ、シーギリヤからキャンディ、キャンディからコロンボ、コロンボからゴール、ゴールからヤーラの経路は通行が可能になっています。


特に中部高原を縦貫する本線ルートでは線路の冠水も発生し、復旧の見通しは立っていません。道路網も深刻な打撃を受けており、主要幹線道路ですら複数箇所で崩落や冠水が発生しています。
中部の観光地ヌワラエリヤと古都キャンディを結ぶ幹線道路では、大規模土砂崩れに巻き込まれた観光バスが立ち往生し、乗客救出に時間を要する事態となりました。





上述の通り足止めされているお客様もヌワラエリヤからコロンボへ行く過程で足止めとなりました。。



ただ、現地の道に精通しているドライバーが現地統括と最新状況を確認しながら空港に送り届けるという方針となっており危険を回避することができています!
地方部のみならず首都圏周辺でも道路冠水が相次ぎ、たとえばバンダラナイケ国際空港とコロンボ市内を結ぶ一般道は一時水没して使用不能となりました(現在は有料高速道路経由で空港アクセス可能)。



現在11月30日時点で弊社ランカミーを利用して複数のお客様が現在進行中で旅行中ですがドライバーの尽力と、迂回路などの活用により上記のお客様以外問題は発生していません



ドライバー統括が各所からの情報を統合して最適経路を指示しているのでできる限り安全な経路を案内しているという状況です。



少なくともヌワラエリヤ近辺、つまりキャンディからヌワラエリヤ、エッラまでの地域は避けた方が現状は賢明ですね。
政府発表によれば、全国で数百ヶ所の道路で崩壊や水没が確認され、各所に通行止めや緊急の迂回路が敷かれています。
スリランカ軍・警察は倒木や土砂の除去にあたり一部道路の復旧に努めています。状況が変わり次第更新し皆様に最新情報を提供していきたいと思います。
まとめ
スリランカを襲ったサイクロン「ディトワ」は甚大な被害をもたらしましたが、現在サイクロンはスリランカを過ぎ去りインド洋を北上中で、最悪の期間は過ぎ去ったという状況です。
現状、スリランカ政府は旅行者にとって安全な状態であると宣言しており、一部通行止めとなっている道路については全力で復旧をしているという状況になっています。
弊社では現地のドライバー統括による情報収集と各ドライバーへの適切な指示が功を奏し、現在旅行を遂行中のお客様の安全を確保しながら旅程を遂行しています。
ただ、1週間以内には復旧見込みではあるもののキャンデイからヌワラエリヤやエッラへの区間は道路が不通となっている道路が多くなっており、数日以内に同地域への旅行を予定されている方は旅程の見直しが必要な状況となっています。





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