【スリランカ旅行記】 モデルコースで巡る女性一人旅!アーユルヴェーダと世界遺産観光を満喫する5泊6日のおすすめプランを紹介!

  • URLをコピーしました!

「南アジアの島国スリランカが、実はいま女子の“一人ご褒美旅”に密かなブーム!」そんな噂を聞いたら、旅好き女子としては放っておけませんよね。


世界遺産の古代遺跡群や雄大な自然、本場アーユルヴェーダでの心身リフレッシュ…スリランカはデトックス旅の穴場
とも言われています。実際、女子旅や女性一人旅の行き先としてスリランカを強く推す声も!

「アーユルヴェーダや紅茶など、実は女子のデトックス旅にぴったりな場所」と語る旅行者もいて、筆者もワクワクしながら計画を練りました。

ユイ

とはいえ海外旅行、とくに女性の一人旅では「安全面」が気になりますよね。でも大丈夫!

今回ご紹介する5泊6日のスリランカ女子旅モデルプランは、弊社スリランカタクシーチャーターサービスを活用し、全行程ドライバー付き専用車で移動することを前提としています。

タクシーチャーターを活用することで夜道の移動も安心ですし、公共交通機関が発達していないスリランカで効率良く観光地を巡ることができます。

さらに旅のハイライトは、2023年オープンの高級アーユルヴェーダリゾートでの癒し体験。女性に嬉しい心身リセットのプログラムで、旅の疲れも日頃のストレスも吹き飛ばせるプランになっています。

それでは、実体験に基づくスリランカ女子旅5泊6日モデルコースを紹介していきます!

ユイ

世界遺産巡りから紅茶の里訪問まで盛りだくさんですが、専用車チャーターのおかげでスムーズに実現できます!

女性目線の安心ポイントや旅の豆知識も交えていますので、「女子一人でもスリランカを満喫できる?」「何をどう回ろう?」という方はぜひ参考にしてくださいね。

目次

旅のポイント:女子旅にはタクシーチャーターが断然おすすめ

ユイ

まず本題の旅程に入る前に、タクシーチャーターでスリランカ旅行をするメリットについて整理しておきます!

  • 短期間でも主要スポットを効率巡り: スリランカ各地の観光地は点在しており、公共交通だけで短期間に周遊するのは難しいのが実情です。チャーター車なら出発時間も行き先も自由自在。例えば今回お伝えするようにシーギリヤ・ロックとダンブッラ石窟寺院を1日で両方訪問する固定も実現可能。
  • ドアツードアで荷物も安心: 朝はホテル玄関でドライバーさんがお出迎え→観光地入口まで直行→観光後は涼しい車内へ…と、炎天下で大荷物を抱えて移動する必要がありません。スーツケースを預けて身軽に観光できるので、体力的にもかなり楽ができます。
  • 女性一人でも終始安全・安心: スリランカの人々は基本的に穏やかで親切ですが、やはり異国の夜道を女性一人で歩くのは不安がつきもの。しかし、現地のドライバーが常に付きそうことで治安面での不安は解消されます。
  • 旅の自由度アップ&ローカル体験も: 貸切だから途中で「この景色きれい!写真撮りたい!」という時も気兼ねなくリクエストOK。道中の会話で教えてもらうガイドブックにない穴場情報も醍醐味です。!ホテルの茶摘み体験の予約フォームが壊れて連絡がつかなかった際、現地で代わりに電話で予約を試みることも可能です。
  • 日本語が話せるドライバーも予約可能:基本は英語になりますが、語学に不安のある方は日本語ドライバーもオプションで予約することが可能です。プラチナプランであれば観光地への同行や説明も実施可能です。

詳しくは弊社HPをご覧ください。

スリランカタクシーチャーターサービスのHP

それでは、前置きが長くなりましたがここから旅程に沿ってスリランカ女子旅を振り返っていきましょう!

今回は没入感をもってもらうためにスリランカタクシーチャーターサービスを利用して5泊6日の旅を巡った女性の目線で主観的に記載しています。

1日目:世界遺産ダンブッラへ一直線&アーユルヴェーダリゾートで癒しの初日

成田発 → コロンボ着。専用ドライバーと合流

スリランカへは成田空港からスリランカ航空の直行便で約9~10時間。

ユイ

事前にETA申請をするのを忘れない様にしましょう!

今回は午前のフライトで夕方にコロンボ・バンダラナイケ国際空港へ到着しました。入国審査や荷物受取を終え到着ロビーに出ると、笑顔のドライバーさんが名前ボードを持ってお出迎え!ボードを持って待っていてくれるのですぐに合流することができました!

エラ

合流方法は動画で説明しています!

今回の旅のお供をしてくれるのは政府公認ドライバーのラジェーナさん。なんと日本語もペラペラな方で、「アイボーワン!(アーユボーワン=歓迎の挨拶)」と流暢な英語と日本語で迎えてくれ、一気に安心感が広がります。

ユイ

以下はランジェナの自己紹介動画です!すごい緊張していますが、実際はもっと日本語はペラペラで日本人と同様にコミュニケーションがとれます!

専用車に乗り込んだら、まずは空港近くの街ニゴンボを通過しつつ北中部の文化三角地帯へ向かって出発です。

世界遺産★ダンブッラ石窟寺院を見学

空港から車で約4時間、途中休憩を挟みつつ辿り着いたのはダンブッラ石窟寺院

バンダラナイケ国際空港からダンブッラ石窟寺院までの経路

こちらはスリランカ最大規模の洞窟寺院で、世界遺産にも登録されています。

ユイ

岩山の中腹にある5つの洞窟内部に、大小様々な仏像と極彩色の壁画がぎっしり!

ダンブッラ石窟寺院
ダンブッラ石窟寺院

暗がりに浮かぶ黄金色の涅槃仏や天井一面の仏画は神秘的で、思わず息をのみました。入口で靴を脱ぎ、肌の露出を避けるためショールで肩と膝を覆ってから中へ入ります。寺院は仏教の聖地ゆえ厳かな空気が漂い、ひんやりとした洞窟内で静かに祈りを捧げました。

🔍豆知識:寺院参拝時の服装
スリランカの仏教寺院を訪れる際は露出の少ない服装(肩や膝を隠す)が必須です。また多くの地元信者は白い服を着て参拝します。私も今回は敬意を表して白めの服を用意しました4travel.jp。そうすると現地の女性から話しかけられ、「○○はこちらよ」と親切に案内してくれたりと交流のきっかけにもなりましたaaa-fund.com。女性一人でも周りの信者さんが何かと気にかけてくれるので安心ですよ。

洞窟寺院の頂上付近からは緑豊かな平原が一望でき、遠くにはシーギリヤの巨岩もチラリと見えました(次に登る場所です!)。

ユイ

ランチの場所や、カフェについては以下の記事でまとめているので参考にしてくださいね!

ダンブッラ観光を終えた後は、車で約1時間ほど走り本日泊まるホテルへ。車窓から巨大なライオン像がそびえる黄金寺院が見送り、どんどんジャングルの中へ入っていきます。

Ayugiri Ayurveda Wellness Resortに滞在(1日目のトリートメント)

本日から2泊お世話になるのは、シーギリヤ近郊のジャングルに佇む話題のアーユルヴェーダ宿泊施設「Ayugiri Ayurveda Wellness Resort Sigiriya(通称アユギリ)」です。

Ayugiri Ayurveda Wellness Resort Sigiriya
Ayugiri Ayurveda Wellness Resort Sigiriya

2023年にオープンしたばかりのスリランカ初の本格高級アーユルヴェーダリゾートで、全20室のスイート全てにプライベートプール(プランジプール)付きという贅沢さ!

熱帯の緑に囲まれた敷地はまさに隠れ家の療養所といった趣で、受付でハーブのウェルカムドリンクをいただきながら滞在中のスケジュール説明を受けました。

ユイ

私たちは「プール付きスイート+ドクター相談&90分トリートメント付き」というプランを日本から予約済み(まさに”自分へのご褒美旅”ですね!)。Booking.comで以下のプランです!

プール付きスイート+ドクター相談&90分トリートメント付き

なんと毎日、アーユルヴェーダ専門医の問診と本格施術がセットになった夢のような内容です。スリランカはアーユルヴェーダの本場なので、こうした本格施術を日本より格安で受けられるのも魅力ですね。

チェックイン後、案内されたお部屋に入ってビックリ!

天井が高く開放的なスイートルームの窓の外には、生い茂るジャングルの緑が迫り緑のカーテンのよう。テラスには専用のミニプールが湛えられ、いつでも好きなときに水浴びOKという贅沢さです。

バスルームも広々してスパさながら。しばし「素敵すぎる…😍」と部屋中を探検したあとは、併設のレストランで遅めの昼食をとりました。

バスルーム

新鮮野菜中心のスリランカカレーはマイルドな優しいスパイス加減でとても食べやすく、体にも良さそう。

ホテルでの食事

お腹を満たした後は、初回のアーユルヴェーダ施術に備えて軽くお昼寝。旅の疲れもありましたが、小鳥のさえずりをBGMにウトウトと休み、心地よいリゾート初日を過ごしました。

この日の夕方、17時頃に担当ドクターのコンサルテーションを受け、1日目のトリートメントがスタートしました。ドクターによる脈診や問診で自分の体質(ドーシャ)をチェックしたところ、私は「ピッタ(火)多めのヴァータ(風)」、旅仲間は「ヴァータ強め」タイプとの診断。

それぞれの乱れを整えるよう施術プランを組んでもらいます。まず施術前に祈祷のような簡単な儀式があり、心身ともに神聖な気持ちに切り替え。続いてオイルたっぷりの全身マッサージ(アビヤンガ)が始まりました。

セラピストさんお二人が絶妙なシンクロで足先から頭皮まで丁寧にもみほぐしていきます。旅の移動で凝り固まった筋肉がぐいぐい解され、じんわり汗も出てきてデトックス効果抜群!途中から意識がふわふわ飛んでしまいそうなくらい気持ち良かったです😌(至福…)。

ユイ

施術の最後には、アーユルヴェーダと聞いて真っ先に思い浮かぶ「シロダーラ」も初体験!温めた薬草オイルを額の一点に細く垂らし続ける、いわゆる「脳のデトックス」と称されるトリートメントです。

シロダーラ

目を閉じているとトロトロと心地よい温度のオイルが額から流れ落ち、その不思議な感触に思考がスーッと静まり返っていくよう…。

まるで瞑想状態に入るような深いリラックスに包まれ、「これが究極の癒やしか…!」と思わず感動して涙が出そうになりました。施術後はハーブスチームバスで全身を温め発汗し、仕上げにハーブティーとヤシの花蜜入りヨーグルトのサービスまで✨全身しっとりすべすべになり、生まれ変わったような爽快感です。

ユイ

施術後、再度ドクターとの面談で施術前後の脈の変化を確認。「ピッタ体質の私は辛い物を控え早寝早起きを」「ヴァータ寄りの友人はストレッチを習慣に」など、生活面での具体的アドバイスまでいただきました。

一人ひとり体質に合わせたセルフケア方法を教えてもらえるのは本場ならではですよね。アーユルヴェーダ体験を終えて感じたのは、これは単なるリラクゼーションではなく心身のバランスを整え自然治癒力を高めるための総合的な知恵なのだということ。日々頑張る自分を労わりたい女子旅にぴったりだと実感しました。

夜はアユギリのレストランでヘルシー志向のディナーを楽しみ、満天の星空を眺めながら就寝。この日は移動と初日から盛り沢山の体験で体はくたくたでしたが、不思議と心地よい疲労感です。明日はいよいよ朝から念願の○○へ…おやすみなさい😴

2日目:ピドゥランガラ岩から朝日鑑賞 & アーユルヴェーダ三昧の贅沢デー

世界遺産シーギリヤを一望!ピドゥランガラでご来光ハイキング

南国の澄んだ空気に包まれた朝5時、まだ暗いうちに起床。せっかくなのでピドゥランガラ岩の頂上から朝日を見ることにしました。

ピドゥンガラロックからの景色
ユイ

写真からは伝わりづらいですが、周りが一面森なので突如として現れるシーギリヤロックは圧巻でした!

アユギリから車で15分ほどで登山口に到着し、懐中電灯片手にいざ出発!30分ほど岩場を登ると、辺りがオレンジ色に染まり始めました。頂上にたどり着くと遮るもののない360度パノラマ、そして眼前には朝焼けに浮かぶシーギリヤ・ロック

ジャングルの海から顔を出す巨大岩のシルエットが神秘的で、「早起きして良かった…!」と感激。ご来光に照らされる天空の要塞跡をしっかり目に焼き付けました。ランジェナも一緒に登ってくれるので心強かったです!

頂上では同じように朝日を見に来ていた外国人観光客と「綺麗だね!」と声を掛け合ったり、写真を撮り合ったり和やかな雰囲気。ピドゥランガラはシーギリヤ・ロックより入場料も安く、人混みも少ない穴場スポットです。

ユイ

インスタ映えするのはピドゥンガラロックのほうです!

下山後、チャーター車でホテルへ戻り、朝食前にひと汗かいた分プールでひと泳ぎ。プライベートプールに浸かって南国の朝風を感じる時間は最高のリラックスでした。鳥のさえずりしか聞こえない静かな環境で心が洗われます。

🔍ミニ情報:シーギリヤ・ロックとピドゥランガラ
高さ約200mの巨大岩の上に古代宮殿遺跡が広がるシーギリヤ・ロックはスリランカ屈指の観光名所です。頂上まで1200段の階段は汗だく必至ですが、頂上からの絶景と遺跡のロマンは一見の価値あり。一方、北隣のピドゥランガラ岩は修道院跡がある岩山で、シーギリヤを正面に望むビューポイントとして人気急上昇中。今回私たちはピドゥランガラで朝日鑑賞を選びましたが、体力と時間に余裕があればシーギリヤ登頂もぜひ挑戦してみてくださいね。

アーユギリで2日目のアーユルヴェーダ施術

朝食後は再びホテル内でアーユルヴェーダ三昧!今日は朝9時から90分のトリートメントを受けました(メニューは体質に合わせて昨日とは少し変更)。

ハーブオイルマッサージ~ハーバルバスまでじっくりケアしてもらい、全身の力が抜けていくのを感じます。施術後はオイルを洗い流し、しばしお部屋でのんびり読書タイム。

テラスのプランジプールに足を浸けながら極上の南国リゾート時間を過ごしました。贅沢なリゾートステイを満喫できるのも女子旅ならではの楽しみですね。

ランチには敷地内のレストランでデトックス効果抜群のヘルシーメニューをいただき、心も体も喜んでいるのを実感。この頃にはだいぶアーユルヴェーダリゾートでの過ごし方にも慣れ、「ここにずっと滞在したい…」なんて思いが頭をよぎったほどです😅。

スリランカでは他にも様々なアーユルヴェーダ施設やクリニックで本格トリートメントを体験できますが、アユギリのような高品質な施術と充実設備を兼ね備えた専門リゾートは貴重。

ユイ

日本よりずっと手頃な価格で贅沢な癒し時間を味わえるのは女性にとって夢のようですよね。

アユギリでの2泊は、身も心も癒される至福の滞在となりました。

3日目:キャンディへ南下!仏歯寺参拝と紅茶の古都で文化体験

スパイスガーデンに立ち寄り(車でキャンディへ移動)

名残惜しくも朝8時にアユギリをチェックアウトし、専用車でシーギリヤを出発。今日は文化三角地帯を離れ、南へ4時間ほど走った高原の古都キャンディを目指します。

シーギリヤからキャンディ

移動の途中、マータレー地区に差し掛かると道路沿いに「Spice Garden」の看板がちらほら。スリランカは紅茶だけでなくスパイスも有名なので、運転手さんにお願いしてスパイス農園に立ち寄ってもらいました。

園内ではシナモンやカルダモン、こしょう等の香辛料の木々が生い茂る緑の庭をガイドさんが案内してくれ、ハーブやスパイスの効能・使い方を色々と教えてもらいました。

最後はお土産ショップでシナモンパウダー入りのスパイスティーを試飲し、私も香り高いシナモンをひと瓶ゲット!女性へのバラマキ土産にもぴったりです。

ユイ

こうした寄り道もチャーター旅の醍醐味ですね。

再び車に戻り、さらに南下すること約30分。正午ごろ、緑豊かな丘陵に囲まれた古都キャンディに到着しました。市街地に入る前に、まずはキャンディ郊外の紅茶工場へ向かいます。訪れたのはゲラガマ茶工場(Giragama Tea Factory)

ゲラガマ茶工場(Giragama Tea Factory)

キャンディ近郊で見学できる有名工場で、古い製茶機械や乾燥棚が現役で稼働している様子を間近に見ることができました。

ユイ

日本語が話せる説明員がいて、紅茶ができるまでの過程を日本語で説明してくれましたよ!

スタッフの方が紅茶づくりの工程を実演しながら説明してくれ、茶葉を揉む甘い香りに癒されます。「BOPFはミルクティー向き」「オレンジペコはストレート向き」など等級ごとの味の違いも教えてもらい、最後はできたてのセイロンティーを試飲。

ユイ

頂上で、工場で作られた紅茶を購入できます!私はもっとも高価なGolden tipを購入しました!40gで4000円ほどですが、最高級の香りと味を味わうことができています!

世界遺産「キャンディ仏歯寺」を参拝

キャンディ市内に入り、本日泊まるホテルにチェックインした後、町のシンボルである仏歯寺(ダラダー・マーリガーワ寺院)へ向かいました。

ランチに関しては以下の記事を参考にしてください。仏歯寺の近くのキャンディベイクハウスや、高級店ならTheva Cuisineなどがおすすめです!

キャンディ湖のほとりに立つ仏歯寺はその名の通り仏陀の犬歯が奉納された仏教寺院で、スリランカ仏教の最高聖地です。白亜の壁と金色の屋根が青空に映えて美しい~!

キャンディ仏歯寺
キャンディ仏歯寺

入口で靴を預け、肌を隠すストールをまとって中へ入ります。ちょうど夕方の礼拝(プージャ)の時間帯だったこともあり、多くの信徒がお供えの蓮の花を手に参集していました。

本堂では金色の仏舎利容器が安置されており、私も蓮華を捧げて静かにお祈り。一瞬でしたが仏歯の納められた扉が開かれるところも拝見でき、スリランカの人々の厚い信仰心に触れて身が引き締まる思いでした。

ユイ

説明に同行してきているランジェナも仏教徒なので、ここがどれほどスリランカ人にとって大切な場所なのかを説明してくれました。

スリランカは敬虔な仏教徒が多い国なので、女性一人でおとずれでもなんとなく安心感がありました。実際キャンディの町なかも至る所に警察官がいて治安維持に努めており、治安面の不安はほとんど感じませんでした

インドなどでは観光客へのしつこい客引きや詐欺まがいのトラブルに悩まされることもありますが、スリランカでは軽く断れば大抵引き下がってくれる穏やかさ。おかげで初めての土地でもリラックスして散策できます。

紅茶の都キャンディで街歩き&民族舞踊鑑賞

仏歯寺参拝の後はキャンディ中心部をぶらぶら散策。キャンディは標高約500mの盆地に位置し、周囲を丘に囲まれた風光明媚な街です。街の中心に広がるキャンディ湖の周りをのんびり歩きつつ、水辺に咲く蓮の花や白い仏塔を眺めていると心が和みます。

Kandyの街

市場ではカラフルなフルーツやスパイスが山積みされて活気があり、ぶら下がるドライフラワーのガーランドがとってもフォトジェニックでした。

夕方、一旦ホテルに戻り小休止。そして夜7時からはお楽しみ、キャンディアン・ダンス(キャンディ伝統舞踊)のショーを観に文化劇場へ!

色鮮やかな衣装を身に纏った舞踊団が太鼓とホラ貝のリズムに乗せて力強い民族舞踊を披露し、観客も大盛り上がり。炎を口に含んで吐き出すファイアーダンスや、火の上を歩く驚きのパフォーマンスには思わず声が出ました😳

キャンディアンダンス

ショーが終わる頃には外は真っ暗でしたが、ご安心を。我らがドライバーさんが会場入口で待機していてくれました。夜の外出は不安になりがちですが、こうして車で送り迎えしてもらえると本当に助かりますよね。

ホテルまで送ってもらい、3日目も無事終了。明日はいよいよ紅茶の高原リゾートへ移動です♪

4日目:紅茶列車で爽快!ヌワラエリヤ高原でティープランテーション体験

絶景!高原列車でキャンディからヌワラエリヤへ

スリランカで是非体験したいことの一つが、紅茶畑を縫うように走る高原鉄道の旅。私たちも朝、ハットン駅からヌワラエリヤ近郊のナヌオヤ駅まで列車に乗ってみました!

ユイ

事前にキャンディ駅からナヌオヤ駅の1等車か2等車を予約したかったのですが予約が一杯になっていました。

そこで、ランジェナに補助してもらいながらハットン駅からナルオヤ駅の3等車の列車を当日購入してもらいました!

3等車の場合は立ち席になる可能性があります。キャンディとナヌオヤ間は3時間以上なので立ち席は厳しいですよね。そこでハットンからナヌオヤ駅の1時間ちょっとの区間を3等車で乗車することにしました!

ハットン~ナヌオヤは特に風光明媚な区間として人気で、多くの観光客が利用します。窓の外には一面の茶畑と点在する茶園の村々…まるで緑のじゅうたんを敷き詰めたような景色が広がります。

紅茶列車
紅茶列車からの景色

ところどころ線路脇に子どもたちが手を振っていて、その素朴な笑顔にもほっこり。ガタンゴトンという心地よい揺れに身を任せ、約2時間半の鉄道旅を楽しみました。

ナヌオヤ駅に到着後は、再び専用車に乗り換えて約40分のドライブ。道中、標高がどんどん上がるにつれて空気がひんやり爽やかになってきました。

赤茶けた屋根のイギリス風コテージが点在し、すれ違うトゥクトゥクのナンバープレートにも「NUWARA ELIYA」の文字が。ついに“紅茶のふるさと”ヌワラエリヤに到着です!

スリランカ屈指の高地(標高1800m前後)に位置するこのエリアは、涼しい気候を活かした紅茶の名産地。イギリス統治時代には避暑地として栄えただけあり、町には英国風の建物や教会も残っていてとてもエレガントな雰囲気です。

ヌワラエリヤ

ヘリタンス・ティー・ファクトリーで茶摘み&ハイティー体験

今回私たちが向かったのは、ヌワラエリヤ郊外にある大人気ホテル「ヘリタンス・ティー・ファクトリー(Heritance Tea Factory)」。

ヘリタンス・ティー・ファクトリー
ヘリタンス・ティー・ファクトリー

その名の通り元紅茶工場の建物を改装したユニークな宿泊施設で、世界中の紅茶ファン憧れのホテルです。外観は古びた工場のようですが、中に入るとヴィンテージ感を活かしたおしゃれな内装でびっくり。

ヘリタンス・ティー・ファクトリー

廊下には当時使われていた機械や茶葉運搬用のリフトなども展示されていて、紅茶好きにはたまらない空間!お部屋もアンティーク調で綺麗ですごく快適でした。バスローブやアメニティも揃っていて、細やかな気配りが女性に嬉しいホテルですね。

このホテルでは宿泊者向けに紅茶尽くしの体験が用意されています。まず午前中は紅茶畑での茶摘み体験

お茶農園の作業着(サリー風)を着せてもらい、係の方に教わりながら若い茶葉を手で摘み取っていきます。これが意外と難しく、最初はコツを掴むまで手こずりました😅。

ユイ

30分ほどで200gくらいしか摘めず「あれ、全然摘めない…」と苦笑いでしたが、横を見るとベテランの茶摘み女性が軽々と大きなかごを一杯にしていて尊敬…!彼女たちは1日8時間で20kg以上も茶葉を摘むそうで、本当に驚きです。

茶摘み体験やハイティーは事前にこちらから予約しておきましょう

摘んだ茶葉はそのまま工場で製茶工程の説明に使われました。

スタッフの方から、紅茶製造の5つの工程(①萎凋(いちょう)=茶葉を乾燥→②揉捻(じゅうねん)=揉み砕く→③発酵→④選別→⑤乾燥)を、実機を見せてもらいながら丁寧に教わります。発酵前は緑色だった葉が黒く変わる様子や、等級ごとにふるい分ける工程など、「こうやって私たちが飲む紅茶ができるのか~!」と感心しきりでした。

一仕事(?)終えた後はお待ちかね、ホテル特製のハイティー(ハイティー=夕食兼用の遅めアフタヌーンティー)をいただきます!

ヘリタンス・ティー・ファクトリーでは11:00~17:00の間にハイティーを提供しており、一人1セット1,500ルピー(約900円)ととっても良心的。せっかくなので庭園のテラス席でお願いしました。

ユイ

運ばれてきた三段トレイには、下段にサンドイッチやカレーコロッケなどスリランカ料理の軽食、中段にスコーンやケーキ、上段にチョコレート菓子とフルーツ…ものすごいボリュームです!

ヘリタンスティーファクトリーのハイティー

写真映えも間違いなしの華やかさで、お味も紅茶によく合う! 実はこれで1人前なので、食べきれず少し残してしまったほどでした。

肝心の紅茶はもちろんホテルオリジナルのセイロンティー。澄んだ黄金色の紅茶にミルクを少し加えていただくと、高原の爽やかな空気も手伝ってか格別の美味しさでした。

🔍プチ情報:ハイティーとは?
ハイティー(High Tea)は簡単に言えば夕食を兼ねた遅いアフタヌーンティーのことで、19世紀にイギリス北部で生まれた習慣です。当時英国領だったスリランカにも文化が持ち込まれ、紅茶の産地ヌワラエリヤなどではハイティーが名物となっています。たっぷりの軽食とお茶を楽しむスタイルなので、昼食と夕食の中間くらいの時間にいただくのが◎。普段なかなか味わえない優雅なティータイムは、紅茶王国スリランカならではの体験ですね。

夕刻、ホテル周辺を少し散策。標高1800mの高原は肌寒いくらいでしたが、丘の上から眺める紅茶畑の夕景は絵葉書のような美しさでした。

振り返るとヘリタンス・ティー・ファクトリーのレトロな建物から煙突が伸び、まるで時が止まったかのようなノスタルジックな光景…。宿泊料金は決して安くありませんが、「紅茶の聖地で過ごす特別な一夜」は女子旅の思い出として一生ものになること間違いなしと感じました。

いつかまたここに戻ってきたい、と心に誓いながら床に就きました。

5日目:名残惜しヌワラエリヤを後に…専用車で空港へ帰路に就く

高原の朝を散策&コロンボへ出発

スリランカ最終日。午前中はヌワラエリヤの爽やかな空気を胸いっぱい吸い込みながら敷地内を散策しました。

早朝の茶畑では茶摘みさん達がもう作業を始めていて、その背中を見送りつつ「またいつか絶対戻ってくるからね!」と心の中でつぶやきました。ホテルで朝食をとり、名残惜しさを感じながらチェックアウトです。

専用車で空港へ向けて出発!今回はヌワラエリヤからコロンボ空港まで途中寄り道せず一直線に向かいました(所要約5~6時間)。

ユイ

スリランカは地図上でみると近そうでも山道が多く、高速道路が未発達なので地図での見た目以上に移動に時間がかかります。

ヌワラエリヤからコロンボ

車窓の景色は高原の茶畑から段々とヤシの木の生える低地のジャングルへと移り変わり、最後はインド洋沿いのハイウェイをひた走ります。ドライバーのランジェナさんとはすっかり打ち解け、道中もいろんな話で盛り上がりました。

スリランカの教育事情や家族のこと、日本の好きなアニメのことなど…現地の方と深く交流できるのも専属ドライバー同行旅の良いところですね。

途中、ドライバーさんの計らいでコロンボ市街も少しだけ車窓観光してもらいました。近代的な高層ビルが林立する首都コロンボは「文明社会に戻ってきた!」と感じる都会っぷりでしたが、一方でゴール・フェイス・ホテルなど英国統治時代のコロニアル建築も健在で趣があります。

時間があればコロンボでアフタヌーンティーやショッピングを楽しむプランも良いと思いますが、今回は日程の都合で割愛。私たちは旅の最後に空港近くのスーパーに立ち寄り、スパイスミックスやアーユルヴェーダのハーブティー「サマハン」、ジャックフルーツチップスなどを爆買い!

スーパーは地元価格で掘り出し物が多いので、女性には特に嬉しいスポットです。欲しかったものも全て買えて大満足。

バンダラナイケ国際空港から帰国

夕方、無事コロンボ空港に到着しました。ラジェーナさんとはここでお別れです。降車の際、「安全運転で快適な旅を本当にありがとう!」と心を込めてお礼を伝え、ハグをして別れました。

彼のおかげで本当に安心・快適にスリランカを満喫できたので、感謝してもしきれません。今回のタクシーチャーターサービスは事前の問い合わせ対応も丁寧迅速で、旅中も常に気にかけてサポートしてくれました。

チェックインを済ませ、スリランカ航空の夜行便で成田へ向け出発。

機内では最後のスリランカカレー(機内食)を味わいながら、旅の思い出を振り返りました。壮大な遺跡や大自然に心震わせ、極上のアーユルヴェーダで自分を労り、紅茶の香りに癒された5泊6日…。女子旅にスリランカを選んで本当に良かった! 心からそう思える充実の旅となりました。

おわりに:女子旅の新定番!スリランカは安心&感動が詰まったデトックス旅

以上、スリランカを舞台にした5泊6日の女子旅モデルコースをご紹介しました。

未知の土地への一人旅は不安もつきものですが、スリランカは人々が穏やかで親日的なことに加え、今回利用したような日本語サポート充実のタクシーチャーターを使えば女性一人でも安全・快適に旅できます。

実際、私自身も旅を通して「スリランカって本当に良い国だなぁ」と何度つぶやいたことか。治安の良さに加え、現地の方々の温かさや親切心には感動しっぱなしでした。

そして何より、スリランカには女性の心を掴んで離さない魅力が満載!世界遺産に指定された歴史ロマン溢れる遺跡群、美と健康を磨くアーユルヴェーダ、本場セイロンティーの優雅なひととき…南国の自然と文化に癒されながら、自分自身を見つめ直すデトックス旅ができます。

「次の女子旅はどこに行こう?」と迷っている方、ぜひスリランカを候補に入れてみてください。今回のモデルプランをアレンジすれば、一人でもグループでも充実した旅程が組めるはずです。

スリランカ旅行での体験は、きっとあなたの心と体に最高のご褒美になりますよ。私も「絶対にまた再訪する!」と固く心に決めています。最後までお読みいただきありがとうございました。素敵な旅になりますように!🌸

スリランカをタクシーチャーターで満喫しよう!

観光スポットが各地に点在するスリランカでは、都市間の移動距離が長く、公共交通機関が十分に発達していないため、移動に時間がかかり不便を感じることがあります。

また、慣れない土地では治安面で不安を覚える方も少なくありません。そこで、こうした課題を解決する現実的で有用な移動手段として、SLTCSのタクシーチャーターサービスをご提案します。

 

スリランカタクシーチャーターサービスのHP

 

 

SLTCSは経験豊富で政府公認資格を保有するドライバーを採用しており、安全第一の運転でお客様を目的地までお連れします。

公共交通のような混雑やスリの心配もなく、広い国土での長距離も効率よく快適に移動することができます。

また、お客様のご希望に合わせて行き先やスケジュールを柔軟に調整できる自由度も、専用チャーターならではの魅力です。

旅程のご相談は日本人スタッフが日本語で承りますので、言葉の壁を気にせず計画を立てられます。

さらに、言語に不安がある方は日本語を話せるドライバーの手配も可能です。現地でも日本語でコミュニケーションが取れるので更に快適に旅行を楽しむことが可能になります。

更にプラチナプランを選択頂くことで各観光地でドライバーが同行し、現地の文化や歴史をご説明いたします。より深くスリランカについての理解と文化体験を楽しむことができます。ぜひSLTCSのタクシーチャーターサービスをご利用ください。

 

スリランカタクシーチャーターサービスのHP

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次