ヌワラエリヤで泊まりたい高級ホテルおすすめ5選|自然と英国風情を満喫しよう!

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紅茶の故郷とも呼ばれるスリランカの高原都市ヌワラエリヤ。標高約1,900mに位置するこの街は年間を通じて涼しく、「リトルイングランド」と称される英国風情あふれる避暑地です。

色鮮やかな花々が咲き誇り競馬イベントなどで盛り上がる4月前後が訪問のベストシーズンで、特に4月にはフラワーショーや競馬祭も開催されます。女子旅でも家族旅行でも、紅茶畑の絶景や英国植民地時代の雰囲気を存分に楽しめるのがヌワラエリヤの魅力です。

ユイ

そんな特別な土地では、せっかくならホテルにもこだわりたいものですよね!

アルジュン

そこで今回は日本人旅行者に向けて、中級~高級クラスで予算を惜しまず満喫できるホテルを厳選しました!

自然に囲まれたリゾートからクラシカルな洋館風ホテル、ファミリーに優しい近代的なホテルまで、多彩な魅力の5軒です。まずは各ホテルの特徴と価格目安を一覧表で比較してみましょう。

ホテル名料金目安(1泊2名)特徴・おすすめポイント
ヘリタンス ティー ファクトリー
(Heritance Tea Factory)
約¥30,000~¥37,000標高約2,000m、元紅茶工場を改装。紅茶の香りに包まれティープランテーション体験も充実。
ザ・グランドホテル
(The Grand Hotel)
約¥20,000~19世紀英国総督の邸宅をホテルに。英国調の格式と美しい庭園。名物のアフタヌーンティーは予約困難な人気。
ジェットウィング セント アンドリュース
(Jetwing St. Andrew’s)
約¥20,000~英国山荘風の小規模高級ホテル。ティーマイスター常駐で紅茶テイスティング可。暖炉のあるバーで寛げる優雅な雰囲気。
ジェットウィング ワーウィック ガーデンズ
(Jetwing Warwick Gardens)
約¥40,000~客室わずか5室の隠れ家。元紅茶農園主の邸宅を利用し、四柱式ベッドや暖炉などアンティーク調。紅茶畑に囲まれ眺望抜群。
ザ・ゴールデン リッジ ホテル
(The Golden Ridge Hotel)
約¥25,000~2018年開業の近代的リゾート。屋内温水プールやスパ完備、複数のレストランバーあり。キッズクラブ併設で家族連れに好評。

では、各ホテルの魅力をさらに詳しくご紹介します。

目次

ヘリタンス ティー ファクトリー : 元紅茶工場リノベの自然派ホテル

ヘリタンス ティー ファクトリー
ヘリタンス ティー ファクトリー

ヌワラエリヤ郊外の高地に建つヘリタンス ティー ファクトリーは、紅茶工場を改装した世界でも珍しいホテルです。

紅茶工場を改装したヘリタンスティーファクトリー

茶畑に囲まれた外観はかつての工場そのままで、館内に一歩入れば紅茶の甘い香りにふわっと包まれます。

ユイ

標高約2,000mの爽やかな空気の中、窓の外にはどこまでも広がる緑の絨毯。まさに紅茶の世界にタイムスリップしたような感覚が味わえます。

紅茶工場の遺構を活かしたユニークな施設も魅力です。100年以上前の手動エレベーターが今も現役で稼働し、木造の古いエレベーターがゆっくり上下する様子には旅情をかき立てられます。

敷地内には小さな茶園があり、茶摘み体験やティーテイスティングなど紅茶尽くしのアクティビティも豊富。紅茶畑を望む展望ラウンジでのハイティー(要予約)や、茶葉を使ったスパトリートメントも好評です。

アフタヌーンティーは、英国上流階級の社交から生まれた昼下がりの軽食付きティーで、サンドイッチやスコーン、ペストリーを三段スタンドなどで優雅に楽しむスタイルです。これに対しハイティーは、主にで夕方にとる“しっかりめの夕食+お茶”で、肉料理やパイ、卵料理、パンなど温かい主菜級の料理が中心、食卓で食べます。つまり、アフタヌーンティーは昼の社交的な軽食、ハイティーは夕刻のボリュームある食事を伴うティーです。

アルジュン

茶摘体験やハイティーは各種アクティビティはHPのExperiencesのページから予約をすることができます!

客室料金は1泊2名で約200~250ドル(約3~4万円)とスリランカでも最高級ですが、ここでしか味わえない特別な滞在は紅茶好きならずとも一見の価値ありでしょう。

ザ・グランドホテル :英国総督邸の伝統薫るクラシックホテル

ザ・グランドホテル
ザ・グランドホテル

ヌワラエリヤ随一の格式を誇るザ・グランドホテルは、19世紀に英国総督の別荘(バーンズ館)として建てられた由緒あるホテルです。

英国調の堂々たる建物は趣があり、美しいバラ庭園や芝生に囲まれた姿はまるで貴族の館。その洗練された佇まいは訪れる人を魅了し、「リトルイングランド」を象徴する存在となっています。

館内には当時の面影を残す調度品が配され、暖炉の暖かな灯りに迎えられるロビーラウンジはまさに英国貴族のサロンのようです。

ユイ

名物のハイティーはこのホテル最大の名物で、午後になると優雅なティーラウンジで伝統的な三段トレイのハイティーが提供されます。

グランドホテルのハイティー

ハイティーはグランドホテル内のGrand Verandaのページから予約することができます。スパークリングワイン付きの贅沢な内容で大人気のため、キャンセル待ちが出るほどの盛況ぶり。宿泊者でなくとも利用できますが予約は必須です。

また屋内温水プールやサウナ、フィットネス施設も備わり、小さな子ども向けの遊び場もあるためファミリーにも安心。

エラ

サイクリングツアーの手配などアクティビティも充実しており、「退屈しないホテル」として家族連れにも好評です。歴史的雰囲気を味わいながらも設備面で不自由のない快適な高級ホテルとして、世代を問わずおすすめできます。

ジェットウィング セント アンドリュース : 英国山荘風の小さな高級ホテル

ジェットウィング セント アンドリュース

ジェットウィング セント アンドリュースは、英国植民地時代の山荘(マナーハウス)をリノベーションしたプチ・ラグジュアリーホテルです。

客室数は少なくアットホームな雰囲気で、老舗ホテルチェーン「Jetwing Hotels」による行き届いたサービスが評判です。標高の高いヌワラエリヤならではの冷涼な気候に合わせ、館内は暖炉の暖かさとアンティーク家具で居心地良く整えられています。

ジェットウィング セント アンドリュースの室内

ベッドには真っ白なリネンが敷かれ、客室はパステル調のやさしい色合いで統一されるなど、クラシックながら清潔感のあるインテリアも魅力です。

ユイ

紅茶の街らしく、専属のティーマイスター(紅茶鑑定士)が常駐しているのもユニークなポイント。宿泊者向けに紅茶のテイスティング講座を開催しており、本場のセイロンティーの奥深さを学ぶことができます

また、こちらではアフタヌーンティーをなんとお昼12時から楽しめるのも嬉しいサービス。他のホテルが15時開始である中、ランチ代わりに早めの紅茶時間を過ごせるとあって、午後は観光で忙しい旅行者にも好評です。

ジェットウィング セント アンドリュースのHigh tea
エラ

アフタヌーンティはXAVIER’S COTTAGEで提供されています!

夜は暖炉の火が揺れるバーでウイスキーを嗜んだり、ビリヤードルームで遊んだりと、静かな山間の夜を英国風にゆったり過ごせるでしょう。料金は1泊2名で約140ドル~と同クラスのホテルに比べれば良心的で、サービス重視の日本人にも満足度の高い一軒です。

ジェットウィング ワーウィック ガーデンズ :5室限定の隠れ家ブティックホテル

ジェットウィング ワーウィック ガーデンズ
ジェットウィング ワーウィック ガーデンズ

市街地から離れたアンベウェラ地区の丘陵に佇むジェットウィング ワーウィック ガーデンズは、わずか5室のみの隠れ家ブティックホテルです。

もとはスコットランド人茶園主の邸宅として1912年に建築された建物を改装しており、邸宅そのもののクラシカルな趣きを色濃く残しています。

全5室の客室はいずれもアンティーク調のインテリアで統一され、天蓋付きのベッドや深々と沈みこむソファ、年月を経た木製家具がノスタルジックな雰囲気を演出します。各部屋に備え付けの暖炉が寒い夜には心強く、高原の夜を暖かく包んでくれるでしょう。

ユイ

広大な敷地のガーデンでは紅茶畑や菜園に囲まれてのティータイムが格別で、眼下にはヌワラエリヤの美しい山並みが広がります。

まるで英国貴族の別荘に招かれたような贅沢な時間を過ごせるとあって、静かな環境で自然を満喫したいカップルや女子旅グループに人気です。

エラ

周囲には牛の放牧で有名なアンベウェラ農場や世界遺産ホートンプレインズ国立公園もあり、滞在中のアクティビティとしてトレッキングや農場見学を楽しむこともできます。

アクセスは市街地から車で30~40分とやや不便ですが、その分日常を離れた静寂とプライベート感は群を抜いています。料金は1泊あたり約300~400ドル台と高めですが、専属執事によるきめ細かなサービスやオールインクルーシブの食事など価格に見合う贅沢が用意されています。特別な記念日の滞在にもふさわしい珠玉のホテルです。

ザ・ゴールデン リッジ ホテル :家族にも嬉しい近代的高級リゾート

ザ・ゴールデン リッジ ホテル
ザ・ゴールデン リッジ ホテル

最後にご紹介するザ・ゴールデン リッジ ホテルは、2018年開業のヌワラエリヤ最新5つ星リゾートです。

中心地から約2km離れた小高い丘の上に位置し、喧騒から離れて静かに過ごせる環境ながら、市内観光や紅茶工場見学への拠点としても便利なロケーションです。

建物はモダンなデザインで、館内に一歩足を踏み入れると吹き抜けのロビーに洗練された調度品が並び、伝統的なコロニアルホテルとはまた違った現代的なラグジュアリー感に包まれます。

ユイ

設備面の充実ぶりはヌワラエリヤ随一で、屋内温水プールと屋外プールの両方を備え、天候に関係なく泳げるのが魅力です。

スパ&ウェルネスセンターではマッサージやサウナで旅の疲れを癒やせ、フィットネスジムで汗を流すことも可能。館内には3つのレストランとカフェバーがあり、本格的な多国籍料理からアフタヌーンティー、夜景を望むルーフトップバーでのカクテルまで、多彩なグルメ体験がホテル内で完結します。

アルジュン

客室も全室にセントラルヒーティングと最新設備を完備し、寒い夜でも快適。さらにファミリールームやコネクティングルームも用意され、室内キッズクラブも併設されているため小さな子連れでも安心して過ごせます。

実際、温水プールやキッズ施設のおかげで「子供たちが大喜びだった」との家族連れの口コミも多く、スタッフのホスピタリティ含めてファミリー旅行者から高評価を得ています。近代的な快適さと高原リゾートの開放感を両立したゴールデン リッジ ホテルは、伝統あるクラシックホテルとはまた違う角度からヌワラエリヤの魅力を満喫させてくれるでしょう。

まとめ

以上、ヌワラエリヤで日本人旅行者に特におすすめできる5つのホテルをご紹介しました。涼しい気候と豊かな自然、そして英国調の趣漂うヌワラエリヤでは、宿泊するホテル自体が旅の思い出を大きく彩ってくれます。

ぜひ自分たちの旅のスタイルに合った一軒を選び、高原の避暑地で極上の滞在を楽しんでください。

今回紹介した5軒は中級~高級クラスで、自然を満喫できるホテルや英国調のクラシックホテル、最新設備のリゾートなど個性豊か。まとめると以下となります。

  • ヘリタンス ティー ファクトリー:紅茶工場跡地のユニークなホテル。茶摘みや紅茶テイスティング体験が人気。
  • ザ・グランドホテル:英国総督の元邸宅で伝統ある名門。格式高い雰囲気と極上アフタヌーンティーは必見。
  • ジェットウィング セント アンドリュース:山荘風の小規模高級ホテル。ティーマイスター常駐で紅茶文化を体験。
  • ジェットウィング ワーウィック ガーデンズ:5室限定の隠れ家ホテル。紅茶畑に囲まれた静寂と昔ながらの優雅さを味わえる。
  • ザ・ゴールデン リッジ ホテル:最新設備が揃う近代的リゾート。温水プールやキッズクラブ完備で家族旅行に最適。

素晴らしいホテルでの滞在は、女子旅にも家族旅にも安心と特別な思い出をもたらしてくれるはずです。ヌワラエリヤの大自然と英国文化が融合した空間で、心に残るひとときを過ごしてください。

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